こんにちは!
MAMEHICO東京スタッフの前島由紀です。
カフエマメヒコ三軒茶屋店の営業時間は、10:00〜21:00です。
特徴的なことがあり、あいだ15〜16時で休憩時間を設けています。
これは完全にお店がクローズしているということです。
カフェに休憩時間って、あまり聞かないですよね…?笑
一般的にみると、お茶する時間って、お昼ごはんを食べた後、だいたい14〜17時くらいまでがカフェのゴールデンタイムです。
その、まさにそのど真ん中でもある15〜16時が、私たちの休憩時間になっているのです。
お店からすると、一番のかきいれどきの時間。
お客さんからすると、一番お茶を飲みたくなる時間。
両者にとって、まさにいいときに、休憩時間に入ってしまうのですから、ツッコミどころ満載です。笑
でも、これには、ちゃんと理由があります。
だいたいの飲食店、特にアイドルタイムを設けないお店は、お店の休憩時間がないので、みんなで一気に休憩することはほぼなく、1人づつ順番に回しています。
この休憩時間の回し方。
サービス業全般に言えることかもしれませんが、ピークタイムになるべく人員を厚くすべく、その前後に休憩を回すというところがほとんどだと思います。
そうなると、いまお腹は空いていないけど、食べておかないと、食べ損ねるという状況になることもあります。
一日の勤務時間に対して、バランスが悪くなってしまうこともありますね。
そして、大手チェーン店はさておき、個人店や小さな会社単位でやっているお店では、潤沢にヒトを置いておきたいところですが、多人数で営業することはできず、大体が少人数で営業している。
そのかたわらで休憩を回すとなると、みんなで休憩をとることがなかなかできません。
ここで、本題に戻ります。
そもそも、なんでこの休憩時間のスタイルになったのか?
はてさて。
今の営業時間は、昔よりは短くなっていますが、以前のマメヒコは8:00〜23:00で年中無休というスタイルでやっていました…!
お客さんからすれば、まるでコンビニのように、いつでも開いていて嬉しい限りですが、そこで働くスタッフの労働環境は、正直言ってまぁまぁハード。笑
私たちの仕事は、お客さんに喜んでもらってなんぼ。
それを自分ごとのように自然と嬉しく思うかどうかは、この仕事に向いているかの大きなポイントなのかもしれません。
常々、営業時間に対しての休憩スタイルに違和感を感じていた井川さん。
私たちも人間だし(笑)、自分たちの生活スタイルと勤務のバランスを見直そうということに。
そして同時に、みんなで一緒に休憩時間を取れないかということを考えました。
ばらばらの休憩時間だと、みんなで会話する時間もなくなってしまいます。
もちろん、営業中に会話をしていますが、それはそれ。
一旦立ち止まって、ふと思いついたことや考えていることを、落ち着いて話す時間ができればいいなと。
いろいろと考えた末、一日の営業時間に対して、ちょうど真ん中くらいの時間で、一旦休憩時間を設けましょうということになったのです。
世界でも類を見ない!?ヘンテコな面白いカフェかもしれませんね。笑
…後編へつづく。