みなさん、こんにちは。
MAMEHICOスタッフの草ヶ谷美香です。
神戸・御影MINIで、『本当に美味しい玄米麺祭り』が始まりました。
ここで一押しの玄米麺は、MAMEHICO特注で作ってもらっています。
玄米麺…？玄米の麺…？はてさて…？
お米を原料にした麺は、日本よりもアジア諸国のフォーやビーフンを思い浮かべます。
日本ではお米は米の粒の形が残った状態で食べるのが主流だから、麺にして食べるっていう発想があまりないように思います。
私たちもこの玄米麺に出会うまではそうでした。
あるとき、食材屋さんで「日本のお米を使って、日本で作られている麺」と出会いました。
「気になる食材に出会うと使ってみる」を続けてきたMAMEHICOなので、これは！と、試しに食べてみたら…、これが、なんとも美味しくて…！
ソース(たれ)をしき、麺をのせ、たくさんの野菜をトッピングして、よく混ぜて食べる和え麺スタイルでいただきました。
それ以来、他のどんな麺とも違うこの「日本のお米でできた麺」だからこその美味しさに一同ハマってしまいました。
（こういう機会を通じて、MAMEHICOで使う食材は選ばれ、新メニューが生まれていきます…！）
美味しさを知ると、「じゃあこの麺をMAMEHICOでも扱えないかな？取り寄せて使いたいな」と思い、その麺を作っている会社を調べて問い合わせてみることに。
いざ連絡をしてみると、そこは「もっとお米を美味しく、もっと幅広い方々に食べてもらう工夫はできないか？」という思いで、山形のお米農家が数軒集まってやっているという小さな会社でした。
実際お話をしてみると、応対してくださった農家の方の熱いこと熱いこと…！！
「お米と、この独自の米麺に対する愛情」を電話越しにその熱意を強く感じたことが、今でも鮮明に思い出されます。
聞けば、そこの会社が販売している麺があるわけではなく、オーダーメイドで米麺や米粉にする加工を請け負っているとのこと。
米粉から麺を作る方法を考案して、他の場所では作っていない独自の麺が作れるので、日本全国でお米を作っている人たちが「自分のお米を加工してほしい」とお米を持ち込むので、それぞれにカスタマイズされたオリジナルの麺ができあがっていくんだそう。
MAMEHICOではお米は作っていないけれど、玄米麺を作ってもらいたいと思い、その農家さんたちが作るお米で麺を作ってもらえないか？とお願いしてみることにしました。
自分たちが作る山形の「はえぬき」に対しても、もちろん熱い思いを持っており、快く引き受けてくださいました。
麺の太さは細すぎず、太すぎずの幅でカットしてもらうことになりました。
たまに食料品店などで、同じところで作られた米麺に遭遇することがあるのですが、もっと細いものか、もっと太いものばかりで、MAMEHICOと同じ太さのものにはほとんど出会いません。
あまり注目されない点ですが、太さによって食感や印象が変わるため、実は重要なポイントです。
そんなこんなで、MAMEHICO専用のオリジナル玄米麺が誕生することとなったのでした。
この玄米麺は、MAMEHICOの店舗では、お弁当クラブの特別メニューでお出ししています。
神戸・御影MINIでの販売を皮切りに、三軒茶屋店の物販コーナーでも並べてみようと考えています。
アレンジは無限大！の玄米麺、本当に美味しいので、ぜひお試しくださいね。
