みなさん、こんにちは。MAMEHICOの星野美津子です。
MAMEHICO紫香邸は2024年12月1日にオープン1周年を迎えました!
その日は霜月新月。
節目のその日に、冬の「且坐喫茶」(しゃざきっさ)というイベントを開催しました。
「且坐喫茶」は、紫香邸がプレオープンしたときから継続してきた、お抹茶を振る舞うお茶会です。
本来お茶というものは「型にとらわれずに気軽に楽しむものだ」という、井川さんとお茶の先生の考えから、春、初夏、夏、秋と開催してきて、今回の冬が5回目となりました。
お茶の先生は、冬のお茶会はクリスマスにする!と決めていて、お食事や甘味はクリスマス仕様で!というリクエストでした。
井川さんもそれに応えて、桐生の食材で作るクリスマスバージョンのメニューでお客様を迎えました。
井川さんの食事会は、そのとき地元に並ぶ新鮮な食材で、手作りのお料理を出すことを基本にしています。
今回、井川さんが考えたメニューは、
・白菜とりんご チーズドレッシングのサラダ(白いサラダ)
・ビーツとトレビス、マグロのサラダ(赤いサラダ)
・きのこと豆のマリネ
・ネギのバター煮
・ごぼうとれんこんと柿のグリルとレバーペースト
・塩豚のロースト オニオンソース
クリスマス用のメニューで、それを見ただけで私はワクワクしました!
レシピを元に食材や調味料を前日までに用意しておくことが、私たち桐生のスタッフの役目です。
桐生は畑で野菜を作っている人も多いので、採れたての野菜が手に入ります。
井川さんのお料理は、火を入れすぎず、味つけもしすぎず、素材の味を活かす料理なので、食材の仕入れは大事なので緊張します。
ドキドキしながら迎えた当日、お茶会は満席で、お料理もうまく行って、甘味は東京でも出している「林檎のスポンジケーキ」でした。
参加した方々は、「心がこもっているのがわかる。美味しい!」「雰囲気がとても良くて楽しかった!」と仰られる方もいて、私達もほっとしました。
ご近所の方は後日、お店にも来てくださって、「お店の考えがよくわかった。メンバーになろうと思う」という方もいました。
桐生で生まれ、桐生に住んでいる、私が縁のきっかけになって、MAMEHICOが宮本町に紫香邸として開店してから1年が経ちました。
みんなに支えられながら、良いご縁が繋がっていくのを感じて嬉しく思っています。
2年目はまた、懐かしくも新しい挑戦をしていくつもりなので、どうぞ、お楽しみにしていてください。今後ともよろしくお願いします。