こんにちは。MAMEHICO東京メンバーの横田理恵子です。
1月18日、「蓮と共に」という特別なイベントが開催されました。
30年以上にわたり蓮と蓮文化を探求してこられた塩澤珠江さんとMAMEHICO代表の井川さんの蓮にまつわるお話を聞きながら、蓮料理を楽しむ会です。
このイベントは、11月の第1回に続く第2回目で、今回のテーマは「蓮の衣食住」。
食文化や織物など、多角的な視点で蓮について学ぶことができる内容でした。
そもそも、私は蓮に特別な興味があったわけではありません。
蓮料理と聞いても、どんなものかまったく想像できませんでした。
でも、MAMEHICOのイベントだからきっと何か特別な体験ができるはずと参加してみたところ、やはり期待を超えるものでした。
塩澤さんの情熱的なお話は、80代とは思えないほどのエネルギーに満ち溢れています。
蓮の文化を語るその知識量と熱意には、圧倒されるばかりでした。
例えば、日本では蓮根を食べますが、東南アジアでは蓮の実を食べる文化が根付いており、その雄しべは香りがよくお茶として楽しまれること。
また、蓮の茎から糸を紡ぎ、織物を作る技術もあるということを知り、蓮という植物の多様性に驚きました。
イベントのもう一つの楽しみは、蓮を使った料理がいただけることです。
今回は蓮の実を使い、蓮の葉で包まれた「おこわ」が提供されました。
もっちりしたお米に五色の具材が彩り豊かに混ざり、蓮の葉に包まれた香りがふんわり漂う一品でした。
普段なかなか口にすることのない蓮の実を味わうという、新しい食体験ができました。
MAMEHICOでは「お弁当クラブ」や「食の会」を通じ、食に興味があるお客さんをつなぐコミュニティを広げてきました。
ただ、おいしいものを食べるだけではなく、真面目にお勉強するだけでもなく、その両方を同時に体験できるのはMAMEHICOならではだと思います。
食に興味がある人が集まっているので、たまたま同じテーブルでご一緒した人同士の会話も盛り上がりますし、お一人で参加の方も、みなさん楽しそうです。
蓮という植物が持つ多様な魅力に触れ、生命の力強さに改めて心を打たれました。
このような発見があるからこそ、MAMEHICOのイベントは特別です。
次回もまた、新しい学びや感動に出会えることを楽しみにしています。