みなさん、ごきげんよう!MAMEHICOの日野です。
「蓮と共に」というイベントをMAMEHICO銀座で開催しています。今回は3回シリーズの2回目の開催です。
蓮と聞くと、みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
食用の蓮、特に蓮根は日本では身近な存在かもしれません。
また、蓮の花は夏になると美しく咲き誇りますが、その背後には驚くべき過程があります。
蓮の種は、最初は硬い殻に守られ、長い間泥の中に埋もれています。
この種が発芽するには、ただ水に浸けるだけでは足りません。
何かのきっかけで殻に傷がつき、内部に水が浸透することで初めて発芽します。
つまり、傷を受けたことで、蓮はその力を発揮し、成長を始めるのです。
わたしたちも、ときに傷つかなければ気づけないことがありますよね。
痛みや困難のなかからこそ成長し、より強く、より美しい花を咲かせる力を得ることができる。
蓮が教えてくれるのは、逆境や苦しみが成長の一部であり、それを乗り越えることで初めて真の美しさや力が発揮されるということです。
蓮が発芽する瞬間、そのプロセスはまるで私たちの「悟り」に似ていると感じます。
痛みを栄養に変え、さらに成長する。
蓮には夢と希望が込められており、その魅力に引き込まれたわたしは、ますます蓮が好きになりました。
この「蓮と共に」のイベントでは、井川さんと30年以上にわたり「蓮と蓮文化の研究」を行っている塩澤珠江さんとのトークをお届けします。
第2回目のテーマは、蓮の衣食住。
蓮繊維を使った織物や染物(衣)、葉や茎、花を使った料理(食)、さらには庭での育て方やアート作品としての蓮(住)など、わたしたちの生活に欠かせない衣食住を、蓮を通じて再発見していきます。
意外にも、蓮は衣食住すべてをまかなっているのです。
トークの後には、蓮を使ったお食事もご用意しています!
蓮を通じて、日々の生活を見つめ直すひとときを、ぜひご一緒に楽しみませんか?