2025年を振り返る
天才よち丸ラジオは、動画で配信することにしました。
ラジオなのに動画。もうこの時点でツッコミが発生します。
ボクはずっと、顔出ししないことにこだわってきたんです。
声だけでいいだろう、と。ラジオなんだからね、と。
ところがこのチャンネル、気づけば登録が2000人近くになっている。
ありがたい。ありがたいんだけど、ありがたいと同時に、怖い。
期待されると、ヒトは急に臆病になります。
なので今回は、お礼も兼ねて顔を出しました。
しかも目的が普通じゃない。登録者数を増やすためじゃなく、減らすためです。
なんだこんな顔のやつがやってたのか、ああ、じゃあもういいや。
そう思って外れてくれるヒトがいたら、それはそれでいいなと思ったんです。
濾過装置としての顔出し。便利な時代になりました笑。
それで今日の本題。2025年を振り返る。
今までのMAMEHICOは、立地のいい場所に店を出して、待つ。
丁寧に毎日を回していると、少しずつお客さんが増える。
そういう成功体験が、ボクらにはありました。
ところが、御影も桐生も、銀座の10階も、待っていても増えない。
銀座の10階なんて、銀座にあるのに視認性ゼロです。
ここでカフェをメインにして、たまにイベントをやる。
そんなスタンスではいつまでもダメだろうと。
つまり、待つ営業から、リーチする営業へ。
お客さんをつかまえにに行く。こちらから届ける。
ホームページも、散らばっていたサービスを一つにまとめたりして、今年はそこに手を付けました。
さらに気づいたのが、イベントのやり方です。
イベントって、だいたい単発です。
何月何日、何時から一回きり。そこだけ頑張る。
でもカフェ営業は違う。
今日も明日も明後日も、来ても来なくても開ける。
そして、途中で修正しながら続ける。
コーヒーの淹れ方だってね、次のお客さんから変えたりできる。
アップデートが日常の中に埋まっている。
だったらイベントもカフェのようにやればいい。
単発じゃなく、ロングランで、毎日開けて、修正していく。
銀座はカフェとして成立しにくい箱なんだから、イベントに注力して、
カフェ営業のようにイベントを回す。この意識に今年ようやく切り替えたのが今年です。
「脱走兵〜」は一人芝居でしょう。
大変ですね、とよく言われるけど、正直、芝居だけならそこまで大変じゃない。
一人だから、セリフを忘れても誤魔化せるしね。相手がいないのは気楽です。
結婚生活と独身生活くらい違う。独身は自由、みたいな話です。
大変なのは、制作と演出と脚本と演者の自分が、自分という同じ体に同居していること。
時間の住み分けが難しい。
だいたい「脱走兵」の修正の中心は芝居ではなく、照明、音声、曲、客席。
制作と演出の修正がほとんどです。
今年いちばん格闘したのは、フォロースポットでした。
小さい劇場で、ムービングライトで演者を追う。
手で懐中電灯みたいに追うのはできる。でも邪魔になる。端に追いやられる。
じゃあコンピューター制御で追えばいい、となる。
ところが、これが簡単にできない。
海外のサイトを漁って、ああでもないこうでもない。
国産の分かりやすいプラットフォーム、国産のSNS、国産のプラグイン、国産の照明まわり。
どうしてこんなに弱いんだろう、ね。
今年は、AIのおかげで英語の情報も追えるようになった。
昔ならそこで諦めていたことを、今は粘れる。挑戦できる。AIの進歩は大きいね。
というわけで、2026年は決めました。
コンスタントに出し続ける体制を作る。
ラジオを毎日はさすがに無理でも、止めない。
ブログも、企画も、更新も、イベントも、営業みたいに続ける。
待っているだけでは、もう増えない。
だから、開け続ける。直し続ける。育て続ける。
顔を出して登録者が減ったとしても、まあいいね。
減ったあとに残ったヒトたちと、ちゃんと続けられたら、それがいちばん強い。



