【20th】「最近どう?」に守られて

みなさま、こんにちは。MAMEHICO東京メンバーの奥村彩と申します。
このたびは、MAMEHICO20周年おめでとうございます!

私とMAMEHICOの出会いは、2009年。
美味しいもの大好きな同期に、職場近くの宇多川町店へ連れて行ってもらったことでした。
そのとき食べたマメレットが美味しくて、それから自分でも通うように。特にお店で焼いていた「円パン」が大好きで、お土産3個セットは何回買って帰ったことかしら。

それから「マグ茶」にもずいぶんお世話になりました。
仕事や趣味の読書に集中したいとき、宇多川町店の穴蔵のような静けさに守られたり、公園通り店のカウンター席でベージュの壁に向かい、ほのかにさざめく店内の空気を背に座って、マグ茶を飲み飲み過ごす――そんな時間が至福でした。

店内に置かれた「M-Hico」やチラシもよく読んでいて、豆を畑から育てていたり、映画や音楽イベントをしていたり、「なんて面白いカフェなんだろう」と思っていました。

ひょんなきっかけから井川さんと話すようになり、イベントに参加するようになり、生ラジオでお便りを書くようになり…。
文字で見かけていたMAMEHICOの世界に、どんどん入っていくことになりました。

その後、体調を崩したときには、MAMEHICOのごはんやお弁当やイベント、そして井川さんをはじめ関わる皆さんにたくさん気にかけてもらい、助けていただきました。
お気に入りのカフェから、すっかり「ホームカフェ」と呼びたくなる存在になりました。

そうそう。ラジオのお便りのお題で「最近どう?」というテーマが印象に残っています。
井川さんはもちろん、スタッフの皆さんや顔見知りになった常連さんも、MAMEHICO全体から、顔を出すたびに「最近どう?」って聞かれているような気がするのです。

この「最近どう?」のおかげで、自分の今の身体や心や生活はどうなんだろう?と立ち止まるきっかけをもらったり、久しぶりでもしょっちゅうでも、どんな時でも程よい塩梅で受け入れてもらえる感覚があります。

MAMEHICO自体が「最近どう?」と問いかけたくなるくらい、いつも変化していて、だからこそ飽きないのも魅力です。
最近は忙しくてなかなか遊びに行けず、MAMEHICOのごはんや雰囲気が恋しくなっています。そろそろまたお邪魔しますね。

あらためて、20周年おめでとうございます!
これからの20年の、面白可笑しい変化も楽しみにしています。