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これは、オフキャンバスの後のカスタムコンテンツです。

思い出の喫茶店

みなさん、こんにちは。MAMEHICOの星野美津子です。
2025年のお正月が明け、紫香邸の営業も始まりました。
本年もMAMEHICOと桐生の魅力をお伝えしていきますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

お正月休みは桐生の自宅でお雑煮を作っていただきました。
子どもの頃からお正月といえばお雑煮を食べるものという習慣になっているので、自然に食べたくなります。
私はお雑煮に目が無いので、いつ食べても美味しいなあ〜と思います。

お雑煮といえば、忘れられない味があります。
それは、かつて桐生にあった純喫茶「新星荘(しんせいそう)」のお雑煮です。 
新星荘は桐生で一番最初にできた喫茶店だそうです。
私が高校生まではあったと記憶してますが、詳しい情報が無く、謎のままです。
ある日パタリと終わってしまって寂しく感じました。

ここにはレギュラーメニューにお雑煮があって、お正月でなくてもいただいていました。
ナポリタンやカツサンドやプリンアラモードと並んでお雑煮があるのが、なんとも嬉しかったのを覚えています。
お汁は京都を連想するような透明なお出汁でした。
そこに白いお餅が2個入り、ポーチドエッグと、干し椎茸を戻した旨煮と、三つ葉が乗っていました。
それぞれの香りと食感が混ざり合って、なんとも楽しい味わいでした。

その後よく行っていたのは、本町3丁目にあった「新樹(しんじゅ)」です。
落ち着いた居心地の良い喫茶店で、ママさんが一人で切り盛りしていました。
ここではよくミックスサンドとカフェオレをいただきました。
注文すると卵を「ジュージュー」とフライパンで焼いて、野菜やハムと一緒にサンドしてくれます。
手作りで出来立てのほんのり温かいサンドイッチでした。
創業は昭和35年。新星荘で修行した方が始めたそうで、「新」の字をもらって「新樹」としたそうです。
今から10年くらい前に閉店してしまい、そのあとは「コルミオ」というおむすび屋さんになっています。

不思議なことに、紫香邸が桐生にオープンして間もなく、その「新樹」にあった「あんみつ」と書かれた看板がやってきたのです。
紫香邸は骨董屋さんとのご縁で引き継いだ邸宅なのですが、その骨董屋さんつながりで看板まで引き継ぐことになりました。
両開きの玄関を入ると右上に「あんみつ」と大きく書かれている書がありますので、ご来店の際は是非見てみてください。

大切なものを引き継ぎながら、今年は新しい挑戦もしていきます。
お食事、エンタメ、庭づくりなど、また近々お知らせしますので、ぜひ参加してくださいね。

 

2025.2.22〜24
懐かしくも特別な洋食を紫香邸で味わう3日間

昼の部 11:30〜16:30(L.O 15:30)
夜の部 18:00〜21:00(L.O 20:30)
詳しくはこちらからどうぞ

MAMEHICO
Author: MAMEHICO

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