珈琲が教えてくれる季節

こんにちは!MAMEHICO東京スタッフの前島由紀です。

残暑厳しい9月半ばを過ぎ、どこからか初秋を思わせる、少し乾いた風が吹いて来る。
「今日は温かい珈琲でも飲みたいな」そう思える日も増えてきました。

お店では、アイスコーヒーと温かい珈琲のオーダーが交互にでたりして、今日は暑いのか?寒いのか?わからなくなる日もあります。
そんな夏の終わり、秋の気配を感じる日に、飲みたくなる。
私にとって、それがMAMEHICOの秋煎り珈琲です。

MAMEHICOの珈琲は焙煎の深度によって、深煎り珈琲、秋煎り珈琲、浅煎り珈琲、美味珈琲の4種類の豆からお選びいただけます。
秋煎り珈琲とは、深煎り珈琲豆と浅煎り珈琲の豆をブレンドで、深すぎず、酸味と苦味が絶妙でちょうど良いバランスなのです。

MAMEHICOで扱っている食材全てに言えることですが、珈琲豆は鮮度が大事で、豆の鮮度を見分けるの方法はただ1つ。
豆を挽いて最初のお湯を注ぐ一投目、豆がフワーッと膨らむかどうかなのですが、MAMEHICOで扱っている豆は、鮮度の良い状態で、北海道から少量ずつ送ってもらっているので必ず膨らみます。

珈琲のオーダーが入ってから一杯づつ淹れていると、この一投目におとしたお湯が珈琲豆を湿らせた瞬間の豆の膨らみ具合、これを見ながら、珈琲から立ち上る香りを嗅ぐ瞬間が、私たちスタッフの至福の時でもあります。
カフェなので一年中珈琲はお出ししていますが、秋の気配を感じる今頃、今年もまた珈琲の美味しい季節がきたな、そう思うのです。

私が好きな秋煎り珈琲は、秋だけのメニューかと思ったら、なんと!春も夏も冬も一年中あるではないですか!
MAMEHICOがオープンして、最初の頃は春煎り、夏煎り、冬煎り、そして梅雨煎り笑、と季節ごとにあったそうです。
そして、この秋煎りだけが人気メニューとして残り、秋という季節の名前はついていますが一年中あるMAMEHICOの密かに人気の定番珈琲なのです。

私は珈琲を飲む時、珈琲だけ飲むのではなく、必ず甘いものを一緒に頂きます。
それは、珈琲を、より美味しくいただくため、甘いものをより美味しくいただくため、お互い切っても切れない相乗効果的のようで、切っても切り離せないのです。笑
この季節に、温かい珈琲と一緒に焼き菓子を食べた時の、口の中で珈琲と溶け合うバターやクリームのハーモニーがたまらなく好きです。

夏も終わりに近づき、秋メニューがまた始まります。
さて、今年のMAMEHICOのお菓子はどんなメニューなんでしょうか?
ぜひ、秋煎り珈琲と共に召し上がってみてくださいね。

 

秋メニュー
各店で9/18(木)〜始まりました。