こんにちは。MAMEHICO神戸・御影 店長の渡辺臣将(しげまさ)です。
春から長い時間をかけて取り組んできたプロジェクトの全貌を、ようやくお知らせできる時がきました。
近畿大学・村松ゼミとMAMEHICOが協働で進めてきた「御影珈琲野点(のだて)」プロジェクト。
いよいよ第一回を 11月3日(月・祝)文化の日 に、御影の山手にて開催します。
会場となる邸宅のお庭は、眼下に神戸の海を一望できる絶景のロケーション。
屋外で本格的な珈琲を淹れ、味わいながら、家主の方やお客様と御影の魅力について語り合う──そんなイベントです。
この企画のきっかけは、近畿大学・村松秀教授と学生たちとの出会いでした。
教授はNHKの番組「すイエんサー」など数々の科学番組を手がけてきた方で、映像を軸に社会とつながる“コトづくり”を探求してこられました。
村松ゼミでもその理念を受け継ぎ、地域の現場に飛び込みながら活動を続けています。
その姿勢は、「地域の魅力を再発見し、伝えたい」というMAMEHICOの思いと重なりました。
教授と語り合う中で「神戸の誇りと伝統とは何か」というテーマが立ち上がり、学生たちとともに歩むプロジェクトが始まりました。
MAMEHICO神戸・御影がある山手エリアは、神戸を代表する高級住宅街として知られ、かつては多くの著名な財界人が暮らした場所です。
一方で山手ゆえに交通の便は必ずしも良くなく、近年では高齢化も進んでいるといわれます。
御影の魅力や、そこに住まう価値をより多くの方に知っていただき、地域のレガシーを伝え広げることで、コミュニティの再生につなげたい──
そんな願いを込めて、このイベントは企画されました。
MAMEHICOは、カフェを通して人と人、人と土地をつなぐ「地域の居場所」でありたいと考えています。
野点という試みを通して、学生たちの感性と地域の記憶が交わり、世代を超えて語り合える時間が生まれることを願っています。
その小さな出会いの積み重ねが、御影というまちの新しい物語を紡いでいくはずです。
御影に暮らす方も、初めてこのまちを訪れる方も、どうぞお気軽にお越しください。

■ 一般参加者募集(定員15名・無料)
日時:11月3日(月・祝)14:00〜16:00
会場:御影・山手の邸宅
(ご参加決定後にお知らせ)
お申込み:MAMEHICO神戸・御影
TEL:078-940-2970
※お申し込みは先着順となります。



