こんにちは!MAMEHICO神戸・御影スタッフの池田さくらです。
先日、神戸では井川監督のもと「暦の手帳」の撮影が行われました。
お店の生け込みを手がけてくださる一谷美智子さん──彼女と、そのまわりのひとやものを映し出す動画コンテンツです。
朝8時から始まり、真夏の太陽の下、長時間にわたる過酷なロケとなりました。
そんな撮影隊のために、定休日のお店のキッチンでは「まかない部」が結成され、お昼ご飯を担当しました!
1日目・2日目それぞれ、手をあげてくれたお手伝いスタッフさんと一緒に準備。
これが本当に楽しくて!
手際よく作業が進むなか、料理の工夫やコツを教え合ったり、味見をしたり。
やっぱり美味しいものを作って食べることは、ひととひとの距離を縮めてくれます。
普段とは少し違う会話も生まれ、笑顔がこぼれる時間となりました。
私自身も、スタッフになる前、お手伝いに参加したことがあります。
いちばん印象深いのは「面白可笑ひこ」という演劇イベントでのお手伝い。
前日の夜、店長の妻みゆきさんから軽やかなメッセージが届きました。
「明日はプロンプター係をしてもらうことになりました〜!やり方は教えるから大丈夫!よろしくお願いします!」
……ぷろんぷたー??? すぐ検索しました。
“原稿や台詞をモニターに表示し、話者がスムーズに話せるようにサポートする装置のこと”。
いまいちピンとこないけれど、こんな何にも分からない私に任せるくらいだから大したことはないだろう……そう思っていた自分を、翌日すぐに後悔しました。
進行の鍵を握る、とても大事な役割だったのです。
さらにその日は、かまぼこ名人に扮した井川さんが舞台に立つ最中、激しい雷雨で停電。
台本にないアドリブがひたすら続くという不測の事態も発生しました。
嫌な汗を流して必死に終えたことは、忘れられません。
でも今振り返れば、それぞれの記憶に残ること、生まれた場をみんなで共有すること、そのものが目的だったのだと思います。
何より、そのあとのまかないカレーが最高に美味しかったこと!
今回の「まかない部」も、撮影そのものに直接関わるわけではありません。
けれど、この日を振り返ったときに、お手伝いスタッフさんが作ってくれた美しく並んだ玄米おにぎりや、わいわい言いながら味を調えたきゅうりのサラダが、ふわりと頭に浮かんでくれたら嬉しいなと思います。
御影まかない部、次の機会が待ち遠しいです。
またお声がけしますので、ぜひ参加してみてくださいね!

各店でメンバーと一緒に店づくりをしています。ちょっと手伝ってみたい方に、7つのお手伝い班をご用意しました。



