こんにちは。MAMEHICO東京スタッフの原幸子です。
東京と桐生・紫香邸を行き来しながら働いています。
5月から、紫香邸でもいよいよお食事の提供が始まりました。
最初のメニューは「和え麺」。
MAMEHICO特製のソースに、季節の野菜をたっぷりのせた、素朴で贅沢な一皿です。
使っている玄米麺は、山形県産「はえぬき」を原料にした特注品。
もちっとした食感と香ばしさがあって、ほかにはない味わいです。
先日、紫香邸で初めてこの和え麺を召し上がったのは、以前イベントに参加された、3人のお子さんを育てるお母さま。
お着物でお茶にいらしたこともあり、紫香邸の空間を気に入ってくださっています。
和え麺をお出しするのは、この日が初めてで、私も少し緊張していました。
その方は運ばれた器をじっと見つめ、そっと手を添えて、ゆっくりと味わうように召し上がっていました。
食後に「お口に合いましたか?」とお聞きすると、
「食べ進めるごとに素材の味が引き立って、あっという間でした。麺が特徴的ですね。フォーみたい」と、やさしく笑ってくださいました。
この和え麺、見た目はとてもシンプルですが、ひと口ごとに味わいが少しずつ変わるのが楽しいところです。
MAMEHICOのお食事には決まったレシピがなく、全体のバランスを見ながら、その都度少しずつ調整しています。
だから、「この前より味がまとまっているな」とか、「野菜の食感がちがって新鮮だな」といった発見がある。
そんなふうに、ちょっとした変化を楽しんでいただけたら嬉しいです。
私もいつも、和え麺を通して「変化っていいな」と思わされます。
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