こんにちは。MAMEHICO東京スタッフの飯塚友美です。
毎年恒例の、MAMEHICOのクリスマス・ローストチキン。今年は丹波赤鶏のチキンレッグを焼きます。
この赤鶏は、普段のMAMEHICOのチキンプレートでも使っているものなのですが、お肉そのものが本当においしいんです。
日本の在来種である丹羽鶏(にわとり)。その語源には、こんな一説があります。
「丹」は「赤」を指し、「丹羽鶏」とは赤色の羽を持つ鶏のことを示すのだそうです。
MAMEHICOで使っている「丹波の赤鶏」は、両親ともに在来種。
赤羽の鶏であることを誇りに、大切に育てられています。
その血統は味と肉質に表れていて、昔ながらの鶏らしい力強い味わい、それでいて臭みはなく、適度な柔らかさと歯応えがあります。
また、抗生物質を一切使わず、のびのびとかけっこをしながら、ゆっくり時間をかけて育てられていることも、この赤鶏のおいしさに大きく貢献しています。
いつもはこの赤鶏のもも肉を小さくカットして焼いていますが、クリスマスには特別に、もも肉を骨つきのまま届けてもらい、オーブンでじっくり焼き上げます。
一緒にグリルしたお野菜も、鶏の旨みがしっかり染み込んで、また格別のおいしさです。
今年のクリスマスチキンプレートは、このチキンレッグのローストに、グリル野菜、クスクス、ザクロのクリスマスサラダ、ラペやいんげんのオイル煮など、たくさんの副菜を添えた一皿です。
どれも素材の味を生かした、シンプルな料理ばかりです。
MAMEHICOにお食事にいらっしゃるお客さまは、こんなふうにおっしゃってくださいます。
「MAMEHICOのごはんって、気取らず家庭的なんだけれど……。自分で真似しようと思うと、自分ひとりのためにこんな品数は作れないのよね〜。だから、ついつい来ちゃうの。」
今回のクリスマスプレートは、いつものMAMEHICOのお食事メニューに比べると、少しハレの日のメニューです。
でも、高級レストランのコース料理のように気取ったものではありません。
気心の知れた友人の家に招かれて、いつもよりちょっと特別な家庭料理を振る舞われる――そんな感覚に近いと思います。
そのため、お皿はあえて一品ずつ分けずに、大皿にざっくりと盛り付けた、カジュアルなプレートにしました。街のカフェだからこそできる、アットホームなクリスマス料理です。
ローストチキンプレートは、おひとり様分から承ります。
特別なお肉のため、数に限りがございます。どうぞお早めにご予約ください。



