【20th】偶然か必然か

みなさま、こんにちは。MAMEHICO東京メンバーの梶原友里と申します。

私がMAMEHICOと出会ったのは、2020年の夏。
ちょうど前職を辞めて、東京を離れようとしていた時期でした。
引っ越しまで半年ほど時間があったので、アルバイト先を探すことに。
そのときに見つけたのが、カフエマメヒコ公園通り店でした。

最初はイベントなどに参加させてもらい、しばらくしてからスタッフとして働かせてもらうことになりました。
(今思うと、半年しか働けないのによく雇ってもらえたなぁ、と思います)

清潔で美しくあること。良い素材を使うこと。
働きながら、先輩スタッフたちがいろんなことを教えてくれました。

お客さまへの挨拶も印象的でした。
多くのお店が「いらっしゃいませ〜」「ありがとうございました〜」と語尾を伸ばす中で、MAMEHICOでは「いらっしゃいませ!」「ありがとうございました!」とピシッと決める。
聞いていて気持ちがいいし、自分も自然と背筋が伸びて、気が引き締まりました。

今は夫婦でカフェを営んでいますが、MAMEHICOで教わったことが、私の基本になっています。
一番大切な「軸」の部分をMAMEHICOで学べたのは、とても幸運でした。
もちろん、まだまだ学び足りないことや、うまくできないこともありますけどね。

当時は、仕事を覚えること、言われたことをちゃんとやることに必死で、自分で気づいて工夫するという余裕はまったくなく、ポンコツでした。笑
いまの自分がまたMAMEHICOで働いたら、あの頃とは違う気持ちで、違う動き方ができるかなぁ…なんて、時々想像したりします。

そして、MAMEHICOに出会って一番大きなことは、自分を変えてくれたことです。
MAMEHICOに関わる前と後では、性格がけっこう変わったんじゃないかと思います。
だいぶ明るくなりました。

以前は卑屈なところがあったり、人と話すのが苦手だったり、ちょっと暗い雰囲気の自分でした。
でも、マメヒコで遠足に行ったり、食事をしたり、イベントをしたり、いろんな人と話したり。
みんなで過ごすのが楽しくて、そのうちに「今の自分を認めてあげてもいいのかも…?」という気持ちになっていきました。
井川さんや、みんなが、私を少しずつほぐしてくれたのだと思います。

そこからすごく生きやすくなって、20代の頃より、今のほうが元気になりました。
MAMEHICOで過ごした半年間は、私の人生において、とても大切な時間でした。
導かれたのか、自分で引き寄せたのか…。
どちらにしても「アルバイト応募してみよう!」と思い、関わるきっかけを持てたことは、今思えば奇跡のようです。

秋には、MAMEHICO銀座に家族で伺う予定です。
またみなさんにお会いできるのを、楽しみにしています。

MAMEHICO20周年、本当におめでとうございます!