ホームメイドアップルパイ

こんにちは。MAMEHICO東京スタッフの飯塚友美です。

先日、ランチタイムに独創紅茶とアップルパイを召しあがった女性がいらっしゃいました。
食べ終わったあとに「メニューをください」と声をかけてくださったので持っていくと、アップルパイと独創紅茶を指さして「この組み合わせをもう一度お願いします」と言いました。
驚いて「先ほどと同じものでよろしいですか?」と確認すると、「はい、あまりにも美味しかったので」と笑って答えてくださいました。

その翌日のこと。
「いやぁ、こないだね、特上のアップルパイを食べてきちゃったんだよ」と、常連のおじさま。
そのアップルパイがどれだけ美味しかったか、嬉しそうにお話ししてくださいました。
「あれは、店の近所の農家で採れた特別な林檎だけを使った逸品でね。上高地でしか食べられないんだって。いやぁ、本当に美味しかった。あのアップルパイは、日本一。さすがに、あれを超えるもの、東京では食べられないだろうなぁ…。」

ちょっと淋しそうな顔をしながら、わたしがサーブしたMAMEHICOのアップルパイにフォークを入れると、おじさまはひと口食べてこうつぶやきました。
「むむ、マメヒコのアップルパイ、美味しい。これは上高地のよりいいな」と…!!
お連れさまに向かって、ぼそっと、お話になられたのでした。
そのあとも、わたしたちを呼んで、随分と褒めてくれました。

MAMEHICOのアップルパイは、パイ生地もアーモンド生地もすべて手作りです。
特にパイ生地は大切にしていて、まだ店の空気が冷えている早朝に「バターが溶けないように」と几帳面なスタッフが寒い部屋で丁寧に作ってくれています。
この生地の美味しさがあってこそ、りんごが引き立つ—そう感じることがあります。

おじさまは「MAMEHICOのアップルパイこそ、日本一!」と、誉めてくれました。
そんなことがあるかはわかりませんが、カフェで、ここまで手作りでやっている店は稀有だとは思います。
そういう意味で、唯一無二のホームメイドアップルパイかもしれません。

今年は特に全体のバランスを見直し、何度も試作を重ねました。
パイ生地の厚さ、りんごの量、焼き時間やりんごの火の入り具合まで丁寧に調整しています。

MAMEHICOのホームメイドアップルパイ、ぜひ召しあがりにいらしてくださいね!