こんにちは、MAMEHICO神戸・御影店スタッフの水野知帆です。
2月14日(土)に「面白可笑ひこ」が神戸で開催されます。
このイベントは、「MAMEHICOの文化祭」といった内容で、音楽の演奏や劇、ワークショップなど、盛りだくさんのお祭りのようなものです。
私は「面白可笑ひこ」がとても好きです。
生きてきた中で身につけた肩書きなどは関係なく、その人自身の持てる力で、なんとかこの舞台を成立させようと立っている姿は、とても胸にくるものがあります。
それは、この準備期間中にも、早速見ることができました。
先日、イベントの中の催しのひとつとして上演する劇「ヘンゼルとグレーテル」の本読みがありました。
舞台に立つのは、MAMEHICOに関わってくれているメンバーさんとスタッフたち。
自分ではない誰かを演じる、というのは、思っているよりも、実際にやってみると難しいものです。
ヘンゼルとグレーテルは、実の兄弟が演じます。
中学生と小学生の、仲の良いふたりです。
一度本読みをしたあと、出演者でもあり演出家でもある店長は、ふたりに「もっとこうしてみて」と変化を求めます。
恥ずかしそうに、どうしようかと口を押さえる子どもたち。
ですが、店長は引きません。
「わかってる!
思春期の男がそんなことするのは、俺でも嫌やと思う。
けど、やってくれ!」
すると、どうでしょう。
その言葉に応えるように、みるみるうちに演技が変わっていくではありませんか。
たった1時間でしたが、最初に本読みをしたときとは、全然違うものになりました。
私はそばで見ていて、素直に、そして一生懸命がんばる姿に胸を打たれましたし、実際に変化が見えたことで、この劇自体のクオリティも、ぐんと上がったように感じました。
そして、本人たちもそれを感じたのでしょうか。
次回の本読みまでの宿題を伝えたときには、戸惑った表情は消えて、「もっとこうしてみようかな」と、自分たちで考えながら店を後にしていきました。
与えられた役割を全うしようとするその姿勢は、胸を打つものがあります。
これは、演技に関わる話だけではないと思います。
普段の生活や仕事でもそう。
自分個人の考えは一旦置いて、やるべきことをやろうとする人は、年齢や立場に関係なく、とてもかっこいいなと思います。
私もMAMEHICOスタッフとして、がんばらねばなりません。
良い1日になる気はずっとしているのですが、油断せず、しっかりと取り組みたいと思います。
みなさん、どうぞ本番をお楽しみに!

面白可笑ひこ
2026年2月14日(土)
MAMEHICO神戸・御影



