こんにちは。MAMEHICO神戸・御影 店長の渡辺 臣将(しげまさ)です。
今日は「いちごパフェ」の話を書こうと思います。
と言っても、正確にはパフェの話というより、僕たちが惚れ込んだ「いちご」の話です。
このパフェ、主役はもう完全にいちご。
福岡県糸島市から届く、本当に美味しい「あまおう」を使っています。
完熟で摘み取られた果実は、ヘタの近くまで真っ赤。
青臭さがまったくなく、口に入れると深い甘みと爽やかな酸味、そしてジューシーな果汁が一気に広がります。
「いちごってこんなに美味しかったっけ!?」
そう思う方も多いと思います。
でもこのいちご、実はとても扱いが難しい。
完熟で収穫しているので、とにかく傷みやすいんです。
流通が難しい完熟もの。
MAMEHICOでは、このいちごを農園から直接送っていただいています。
箱を開けた瞬間、ふわっと広がる香り。この香りは、ちょっと衝撃です。
そして本当のことを言うと、パフェやケーキにしないで、そのまま食べてもらいたいくらい。笑
だから神戸の物販スペース「御影MINI」では、このいちご自体のパック販売もしています。
このいちごの美味しさの理由は、完熟収穫だけではありません。
栽培方法にもあります。
現代のいちご栽培の多くは水耕栽培ですが、この農園では土づくりから研究を重ね、土に直接苗を植える「土耕栽培」にこだわっています。
土の中でしっかり根を伸ばし、大地の力を吸収することで、味わいに深みが生まれます。
この土耕栽培に取り組んでいるのは、若い姉弟。
もともといちご農家だった祖父の味を、もう一度つくりたい。
その思いから、それぞれの仕事を辞めて農家になったそうです。
この姉弟の人柄が、またとても良いんです。
まっすぐで誠実で、「美味しいいちごを作りたい」という気持ちがそのまま伝わってくる。
だからこそ、僕たちも「この人たちのいちごを、たくさんの人に食べてもらいたい」と自然に思うようになりました。
美味しいだけじゃなくて、人柄も含めて応援したくなる、そんな農家さんなんです。
ただ、ここで僕たちの悩みが出てきます。
このいちごをできるだけたくさん仕入れて応援したい。
でも完熟だから、届いたらすぐ使わないと傷んでしまう。
だから発注量には、ものすごく神経を使います。
仕入れすぎてもダメ。少なすぎてもダメ。
お客さんに喜んでもらいたいし、農家さんも応援したい。
このバランスが、なかなか難しいんです。
なので、このパフェは予約してもらえると助かるし、もっとたくさんの方に召し上がってもらえたら嬉しい。
そうして多くの方に食べてもらえたら、僕たちもこのパフェを続けていけるし、この農家さんもまた美味しいいちごを作り続けることができる。
そんな、ちょっといい循環が生まれたらいいなと思っています。
そんなこんなで、いちごパフェ。
グラスの中には、いろんな手作りパーツが入っています。
でも、やっぱり主役はこのいちご。
甘くて、酸っぱくて、香りがよくて、ジューシーで。
春がそのまま入っているような味です。
そしてこのパフェは、このいちごが美味しい季節だけ。
まだ食べていない方がいたら、ぜひ。できればお早めに。
いちごがいちばん美味しい今のうちに、どうぞ。




