はじめまして、福岡

スタッフの美香です。
普段は東京のお店を中心に、カフェの店頭に立っていますが、ものづくりや手作業好きが高じて、その合間に新しいお店づくりにも携わっています。


2023年は11月に埼玉県富士見市に「空水茶屋」、12月に群馬県桐生市に「MAMEHICO紫香邸」と立ち上げに携わってきたお店が2つ、オープンしました。


そして、2023年夏頃からその2店舗のオープン準備と並行して、もう1ヶ所、お店作りを始めています。

場所は福岡県糸島市。

博多から車で1時間ほどの場所で、海にほど近い山の斜面に建つ平屋の建物を、みんなの居場所となるようなカフェにしよう、というお話なのです。


建物は既にあって、一昨年まで別の飲食店として営業していたという場所。

内装も店内で使っていた機器や家具も、以前営業していたというその飲食店で使っていたものがそっくりそのまま残っていたので、昨年のうちに残っていたものを処分し、建物の中をスケルトンにする解体工事をしました。

解体する前に一度内装のプランを考えたのですが、いざ解体してみたら木造で、その柱や梁の木目が綺麗だったり、天窓が出てきたり。


建物から受ける印象が随分と変わったので、建物の雰囲気をもっと生かした内装にしよう!と店主の井川さんがプランを練り直すことにしました。

2024年に入ってからは、いよいよ柱を入れ替えたり、壁を立てたり、床を貼ったりする基礎的な内装工事をスタートさせました。

ほんの数年前まで、都内にしかお店を作ってきませんでしたが…
いろんな縁がつながって、気づけばこの数年で神戸へ、桐生へと東京から距離の離れた場所に出ていくのが珍しくなくなってきました。

今度はついに本州さえも飛び出して、海を渡った九州です。

この新しいお店作りの機会ができて、私は生まれて初めて福岡に行きました。

それくらい、これまで縁のなかった土地でのお店づくりですから、MAMEHICOのことを知っている人がほとんどいない中で、協力してくれる人や賛同してくれる人を探さねばなりません。


そこで、まず1人に出会ったらその人をキッカケに、次に会うべき人を紹介してもらう形で、行くたびにいろんな人に会いに行っています。


若い人、年配の人、地元の人、違う土地から移住してきた人…と、いろんな人がいますが、感じるのは、新しいことを受け入れたり、応援したりしようという雰囲気です。


「協力できることはやるよ」とか、「一緒に何かやりましょう」と快く言ってくださる方も多く、この場所で何か面白いことができるんじゃないかな?!と期待が膨らみます。

他の店舗とはまた随分違う気候風土の新しい土地で、新しく関わってくださる人たちと、新しいお店とコミュニティを今まさに作っていこうとしています。


これからどんな人と出会って、どんなお店ができていくのでしょうか?

今からワクワクしています。

 

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