こんにちは!MAMEHICO東京スタッフの池田玲菜です。
普段はカフェで働きながら、井川さんの作品に参加する、楽しく充実している毎日を送っています!
今日は20代の私が、MAMEHICOや井川さんに惹かれたかについてお話を。
私は小さい頃から、バイオリンやバレエを習わせてもらっていました。
進学塾にも通わせてもらい、中高大学一貫の有名私立学校に進学しました。そこでの世界はキラキラしてました。
周りは勉強のできる子がいたり、芸能人やお金持ちの子だったり、美形だったり。
その中にいるなかで、私は自然に他人と比較ばっかりしてしまい、「ああ、自分は特別な才能や魅力がないんだな」と落ち込んでしまったんです。
なんとか周囲の期待に応えようと頑張ってきたけど、どこかで息切れしちゃっていました。
自分にはアーティスト性は無いなとわかっていて、だけど人を喜ばせるエンタメに関わりたくて、広報とか裏方の仕事がしたいなと漠然と思っていました。
それで、大学では、そういうことが学べる学部に入ったんです。
そんな中、大学に入ったタイミングでコロナ禍が訪れました。
突然、授業はすべてオンラインになり、キャンパスに通うこともなくなりました。
何かが変わってしまったような感覚がありました。
それまでは、決められたレールの上を走ることに疑問を持つこともなく過ごしていたけれど、家で画面越しに受ける授業がどこか現実感がなくて、「これで本当に学びたいことが学べているの?」と疑問に思うようになったんです。
次第に、学校に通う意味そのものが分からなくなりました。
学費や時間をかけるよりも、自分で興味のあることに飛び込んでいった方がよっぽど学べるんじゃないかって思うようになりました。
MAMEHICOのイベントに参加したり、お客さんとして通っているうちに、「井川さんのとこにいる方が、学びになる!」と思いたって退学したんです。私にとっては、大きな大きな決断だったけど。
MAMEHICOの井川さんは、私が知ってるエンタメの作り方とはやり方がまったく違います…!
豪華なセットや有名人にお金をかけられないから、それでも心に深く響く作品を作り上げたいっていう姿勢がすごい。
最初はえっ?こんなんでできるの?って何度も思いました。
ショボいんじゃない?素人の学芸会じゃない、恥ずかしい、と思ったこともあります。
だけど身近にある素材や状況を最大限に活かして、観客に鮮烈な体験を与える場面が何度もあったんです。
お金をかけられないからこそ、台本や企画は妥協せず、逆にこだわりが強くなるという矛盾。
むしろその矛盾こそが、なんでもお金をかけないと良いものは作れないと思っていた私には、かっこよく映りました。
私にもできるかも、という自信が持てるようにもなったんです。
それで井川さんの作る「どうなっちゃうのかわからない面白さ」を手伝いたくて退学しました。
以降MAMEHICOで働き始めてから、予想通り、予想外のことばかりおきて、とってもハードで、だけどとっても楽しい毎日です!
その予想外のことたちについては、また別の記事で話したいなって思いますが、予想外のことのひとつを最後に。
私がコーラスとして参加しているエトワール★ヨシノさんのライブを開催します。
「エトワール★ヨシノさんのライブ」は、MAMEHICOでの私の新しい挑戦の一つです。
音楽を通じて感じた「予想外の面白さ」を、みなさんにもぜひ体験してほしいです。
ライブの詳細はまたお知らせしますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
MAMEHICOでの毎日は、私にとって新しい自分を発見する旅のようです。
この場所で感じた驚きや感動を、これからもたくさんの人に届けていけたらと思っています。