【神戸】それぞれの文化を重ねる

こんにちは。
MAMEHICO神戸・御影スタッフの池田さくらです。

御影店では、水曜日の朝6時30分から、お店の向かいにある深田池公園で、ラジオ体操を行っています。
スタッフのみんなとふらりといらしたご近所さんと一緒に体操します。

私は三田市に住んでいるので、毎週参加とは言えないのですが(笑)、先日、5時に起きて娘と一緒に参加しました。
早起きをしていつもと違うことをするのはわくわくしました!

終わった後は、その場で店長が淹れてくれた珈琲をいただきながら、みんなでおしゃべりをし、初秋の朝の清々しい時間を過ごしました。

周りには私たち以外の人たちもいて、あちこちで会話が交わされています。
人と人が言葉を伝え、繋がり合っています。
いろんな声を聞きながら、三田にある、いつも行く公園での過ごし方を思い浮かべました。

山も空も広がる中、木陰にレジャーシートを敷いて、お茶を淹れ、お菓子を並べます。
家族や友人など誰かと一緒にいても言葉はあまりありません。
ぽつぽつ喋ってまた黙り、ぼーっとして、そのうち寝てしまったり。
お互いに伝えようとしなくても、土の匂い、風の心地よさ、木漏れ日の揺らぎを一緒に感じています。
言葉にすると消えてしまうような気もします。

それぞれの場を思い返してみると、ずいぶんと違いがあります。
三田から御影に通うのが楽しいのは、このまったく異なる環境の往き来があるからだと思っています。

御影は歴史ある街です。
「生まれも育ちも御影で、今も御影に住んでいます」
お客様との会話で何度か耳にした言葉。
街の住人ということに誇りを持たれていて素敵だなぁと感じます。

対して、自宅があるのは37年前に街開きされたニュータウン。
様々な場所から移り住んできた人たちが暮らしています。
商業施設は徒歩圏内に十分に揃っていて、車で数分走るとあっという間に田園風景が広がります。
豊かな自然と今必要なものが切り取られて存在する街です。

自分が身を置く環境は、ものの捉え方、感じ方、暮らし方を作ります。
MAMEHICOがこの感覚の交換場所になると楽しいなぁと思い、ちょっと遠いけど、三田の友人たちに御影を訪れることをおすすめしています。

住む場所が違う人同士がたまたま出会って話をする。
そうすると、ご近所さんと玄関先でおしゃべりするのとは、まるで違った視点を知ることができます。
自分の当たり前がずれて、視野が広がります。

遠くにお住まいの方にこそ、ぜひMAMEHICOに遊びにいらしていただきたいです。
きっと、帰り道のいつもの景色が、ほんの少し鮮やかに見えるんじゃないかなと思います。

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