幅が狭いテーブルがあるのはなぜですか?

ー銀座に幅が狭いテーブルがあるのはなぜですか?

今までのMAMEHICOにあったテーブルはシンボリックな、とても長いテーブルや、とても大きくて動かしようのないテーブルだったけど、新しいお店の銀座店や神戸にはそれがないのはなんで?という質問なんだと思います。

今銀座や神戸にあるテーブルは、MAMEHICOの今までの経緯、歴史からするに真逆のテーブル。

渋谷の宇田川町店ではブビンガという豆の木の幅が4x4m位の一枚板のテーブル、公園通り店では8mの1本の長テーブルというシンボリックなテーブルをつくりました。
シンボリックなテーブルというのはそのお店のインテリアの特徴を表す一方で、閉店の時、途端に邪魔になるんだよ。
例えて言ったら、主役をやる役者みたいなもので、ずっと主役をやっていた役者が脇役をやることはあまりないよね。主役は潰しが効かない。

昨今の飲食店の不安定さを考えると、長く続けたいと思っていても事情が変わっちゃうということがあって、渋谷のお店がなくなっちゃったように、銀座や神戸もいつまた違う場所でやらなきゃいけないことが起きないとも限らないので、時代に合わせて、いつでもフレキシブルにテーブルを移動できる、組み合わせによっては長テーブルにも、個別テーブルにもなる、という、楢の無垢板のフレキシブルに対応できるテーブルに変えたのであります。

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