みなさま、こんにちは。
MAMEHICO東京メンバーの谷川一樹です。
MAMEHICO に行くチャンスがあると、いつもMAMEHICO のごはんを食べることを楽しみにしています。
僕は、会員限定のお食事をいただきたく、お弁当クラブメンバーでもあります。
お弁当クラブでは、お弁当や定食メニュー、和え麺など、メニューに載っていないお食事をいただけます。
この定食メニューは3種類あって、メインのお肉料理と野菜のお惣菜がたっぷりのったもの。
定食を食べるとき、僕は決まってまず野菜から食べます。
最初に箸をつけるのは、青菜です。
茹でてあるのに、いい具合で食感が残っていて、もうとにかくこれ以上ないほどシャキシャキなんです。
その次に手をつけるのはカブや大根あたりです。
これも歯ごたえが絶妙で、グッ、グッ、と心地よい反発を感じた後に、シャグって感じです。(伝わりますかね。笑)
一番最近食べたのは思い出に残りそうなほどおいしかったです。
野菜たちの味つけが、これ以上はないほどのギリギリまで引き算をしたシンプルな味つけで、思わず目を閉じて、野菜のうま味を味わっています。
動物としての自分が欲していた何かが、身体に沁み込んでいくような感じで、
「生きててよかった〜」って感じです。
僕はもともと「本を読みながら」とか、「ながら」食べするタイプなのですが、MAMEHICO のごはんを食べるときは、ながら食べはしません。
この「沁み込み」と「生きててよかった〜」に集中したいので。
野菜に一通り手をつけたら、今度はメインのお肉、玄米ごはん、お味噌汁。
思わずニコニコしちゃう。パワーをもらうような感じです。
あくせくと働いていると、日常の小さな美しい世界を忘れてしまいます。
それは空の青さとか、雲のかたちとか、道端の草花の変化とか、例えばそういうことです。
そういえば。
MAMEHICO の何かのイベントでカツサンドが出てきたことがあります。
今まではカツを揚げると曲がってカールしがちだったのですが、あるスタッフさんが工夫をして曲がらないようにしたと。
そして、そのスタッフさんは今日カツが曲がらなかったことが大満足で、幸せを感じていると。
そんな裏話を聞きました。
ただおいしいと思って食べていたカツサンドだったけど、自分が知らないそんな小さな美しい世界があったなんて!と、ハッとした出来事でした。
小さな美しいこと、生きててよかった、を忘れないようにしたいものですね。
MAMEHICO のごはんは、素材の一つひとつが味わい深くて、僕にその小さくて美しい世界を思い出させてくれます。