「珈琲を識る」に参加して①

先日は「珈琲を識る」に参加してきました。
僕は珈琲を飲むとほんのり頭が痛くなることがあるので、今まではほとんど嗜むこともなく過ごしてきたのですが、せっかくこういった機会があるのなら一度真剣に向き合ってみようと思いました。

井川さんによるカフェ店内らしからぬ珈琲あれこれトークを聞きながら、MAMEHICOとはなるほど、「オトナの秘密基地」なんだな、と得心してみたり。

いよいよ実際に珈琲が振る舞われることになると、先ずは「浅煎り」のものが目の前に。
説明のとおり温度が下がるにつれ酸味が増していくのを確認したら、レクチャーに従いお砂糖を2つ3つ入れ、さあ如何程のものか口に運んでみると正直少々混乱しました。

それは今までに飲んだことのない全く未知の飲み物に感じられたのです。
本来持つ酸味にお砂糖が入り混じり、感触としては口の中にゆったりもたれ掛かってくるような美味しさで、イチヂク系統の果汁をお湯で薄く薄く割ったものを飲んでいるようでした。
さらに身体が珈琲であると認識しなかったので頭痛も特に起きなかったのです。
その後は「深煎り」も飲みましたが、こちらは今まで珈琲だと認識していたものに感じ、ほんの少しの頭痛も伴いました。

飲み比べてみては「浅煎り」がとても好みに感じられ、これからMAMEHICOに行ったときになにを飲むかの選択肢に十分入る結果になりました。
未知の角度からの「美味しい」を体験して識ることができ、実りの多いイベントでした。
ありがとうございました。

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