ースタッフの制服が何度か変わっていますが、どのように選んでいますか?
そもそも制服を採用しているカフェとしていないカフェがあると思う。ラフな格好なカフェが多いけど、ボクは極力制服らしいものにしたいと思っている。
というのも日本人には私服が似合わない。それはどういうことかというと、ある程度決められた中で自由を楽しめる人種と、自分のスタイルが持てる人種があってそれが制服だと思う。
制服というのはみんな同じ服を着ていることの一体感、パブリックな公共なものを担っているメッセージ、カチッっとしたものにしたいという想いが開店当初からありました。
制服というのは案外制約があって、選ぶとなると一朝一夕でなかなか難しい。濃い色のシャツは汗が目立つ、シワが目立たないとか、白シャツは汚れが目立つとか、カフェの店員はホールとキッチンの両方があるから、両方を満たす一番のポイントは清潔感。
誰にでもオールマイティな制服はなくて、なかなか難しい。
そんな訳で、気分を一新する時には、制服をガラリと変えてきました。
ー今はエンジの色にしているのはなぜですか?
お手伝いスタッフが多いので、無難な白いシャツを着てもらってたんだけど、案外白でもいろいろ問題ある。ちゃんとデザインがある赤のシャツを着せると誰でも似合うね、となってその色になっている。
制服問題は20年経っても片付きません。今でもいろいろあるので何かいい制服を作ってくださるヒトがいたら是非、ご一報ください。