お店のポスターなどは誰がデザインしてるんですか?

ー店内のデザインは誰がしてるんですか?

全店舗のお店の設計、内装は細かいところまで全てボクがしています。
ボクはデザイナーではないから詳しいことはよくわからないけど、自分のお店をどう作るかということの中に当然、デザインも入っているよね。

いちばん大きいのはレイアウト。どこにキッチンを持ってきて、どこにトイレを持ってくるという作業はとても大事。さらに、厨房の中は冷蔵庫、コンロの置く位置も一つの設計デザインの中に入るね。もっと言えば冷蔵庫の高さ、シンクの高さ全て設計とデザインに入ると思う。

今まで自分の納得できるデザインは出来ていない。やっぱり制約があるからね。もうちょっとキッチンが広かったらとか、使っていて思うもので、どこももうひとつ美しいものを作りたいと毎度新しいものに挑戦している。

ーイベントや季節のデザートのポスターは誰が描いてるんですか?

これもボクが描いています。
ポスターはシンプルでダサいほうがより、みんなの印象に残ると思うから、お客さんに訴求しているものはちょいださ、何これ?というものになるように意識している。

ーMAMEHICOのロゴのデザインの誕生秘話を教えてください。

MAMEHICOのロゴは桐の葉の上に藤の花で上り藤。
MAMEHICOはずっと北海道のハタケで豆を作っていて、豆の花で一番出世頭はこの藤の花なんだよ。加藤、佐藤さん。藤という名前が日本にはすごく多い。
藤は豆科なのでうちもあやかりたいということでこれをつけました。桐は桐生の紫香邸のこともあるし、鳳凰が休んだ場所と言われることもあって縁起がいい。繁栄のシンボルなのでなるべく長く繁栄させたいということで、藤桐のロゴにしました。

ーなんで柱に水道がついているんですか?

これもボクのアイデア。MAMEHICOの水には備長炭を入れた水をタンクからお客さんに出している。この水タンクを持って女の子が水を入れるという光景をみて、毎日タンクを水道まで運ぶのは気の毒だなと、ここから水が出てきたらどんなに楽かとスタッフが嘆いていたのを聞いて、施工工事をしてタンクの上に水道の蛇口をつけました。みんなが泣きながら、もう、汲みに行かなくていいのね、と言っていたのを昨日のことのように思い出します。

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