MAMEHICOを訪れて感じること

こんにちは。
MAMEHICO東京メンバーの布川秀徳です。


現在、MAMEHICOは東京の三軒茶屋と銀座、群馬の桐生、神戸の御影の4店舗を展開している。

それぞれの店舗には、趣きや特徴、独自の異なった魅力があるが、人の気持ちが込められた温もりを共通して感じられる。

そのため、どの店舗に行っても、訪れる人に心地よい空間となっているのではないだろうか。

特に、桐生の紫香邸は建物が庭に囲まれており、落ち着いた雰囲気を持っていて、昭和初期の邸宅を活かしたカフェとして特異な存在感を放っている。


庭は、建てた当初の敷地の3分の1に縮小されているそうだが、都内ではあまりみかけない広さで、訪れる人に開放感を与える。

建物の周囲を囲む黒塀は、由緒ある料亭や名家でしか見られないもので、歴史を感じさせる。

家具は、元々は別の目的で使われていたものを削り、磨き直してテーブルとして再利用するなど、創意工夫に満ちている。
これらの家具は、手作りのものや職人による一点物で、どれも温かみを感じさせる。
こうしたアイテムが揃うことで、店内には独特の雰囲気が漂い、訪れる人々をリラックスさせる空間が生まれている。
このような背景があるため、紫香邸に一歩足を踏み入れると、まるで時間が止まったかのような感覚を味わうことができるのかもしれない。



そして、MAMEHICOの魅力は、建物の美しさだけでなく、お客が一緒に店作りに参加している点がある。
銀座や御影の店舗では、開店前にスタッフとお客で一緒に壁紙を貼ったり、店内の塗装を行ったりしていた。

こうした共同作業は、カフェの運営を超えたコミュニティの一体感を生み出し、訪れる人々は、ただのお客ではなく、共に空間を作り上げる仲間のように感じられる。

その魅力はメニューにも表れていて、地元の素材を使った料理や、丁寧に淹れられたコーヒーは、どれも心を込めて作られており、味わい深い体験を得られる。

特に、季節ごとの限定メニューは、訪れるたびに新しい発見がある。



更に、スタッフの温かい接客が、居心地の良さを一層引き立てていて、彼女らの笑顔や親しみやすさは、訪れる人々に安心感を与え、まるで友人の家に遊びに来たかのような感覚になる人も多いと思う。


また、MAMEHICOでは定期的にイベントやワークショップも開催されており、訪れる人々が交流できる場を提供している。
地元のアーティストのライブや、コーヒーの淹れ方教室など、多彩なプログラムは、参加者にとって新しい体験となり、コミュニティの一員としてのつながりを深める機会となっている。


私にとって、MAMEHICOとは、単なるカフェではなく、人々が集まり、交流し、心温まる体験を、その場に偶然居合わせた人と共有できる場所。
次回の訪問が楽しみになる、そんな魅力的な空間だ。

MAMEHICOで過ごすひとときは、忙しい日常から解放され、心をリフレッシュさせる貴重な時間となり、
訪れるたびに新しい発見がある。
そんなMAMEHICOへ、ぜひ一度、足を運んでみてください。

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