MAMEHICOの小さな部屋

こんにちは。MAMEHICO神戸・御影スタッフの池田さくらです。

ちょっと変かもしれませんが。
私はMAMEHICOのお手洗いが好きです。
お客様にも「いつ来てもお手洗いが綺麗ですね」と、どこの店舗でも言われることが多いです。

神戸・御影店のお手洗いは、丸い石段があり、格子飾りの木製扉、黒い床、壁はグレーのタイル張り。
天井はゼニスブルーという色の塗料で塗られています。
大きな鏡の周りは銅色で、ドアハンドルやトイレットペーパーホルダーの色合いと調和しています。
余計な装飾や不必要な物が一切なく、すっきりとした設えです。

入ってすぐ目につく壁には、一枚の銅版画が飾られています。
神戸・御影店がオープンする際、船出を祝って選ばれた秀島由己男さんの作品です。
朝の澄んだ光のような色彩を見るたび視界が広がり気持ちが一新します。

店内とはまた少し違った雰囲気の小さな部屋。
いつも素敵な空間だなぁと思います。

清らかさを保つため、お掃除にも気合いが入ります。
密かな私の喜びは、業務後にお客様がいないタイミングを見つけ、いつもより時間をかけて丁寧にお掃除することです。
心を落ち着けて作業に取り掛かると、普段は気付けない汚れや綻びが見えます。
それを除くと、その場の美しさにひとつ貢献したな!と思えて嬉しいのです。

手洗い場の水滴を拭き上げることが気持ち良さのいちばんのポイントではないでしょうか。
手を洗う場所ですから、どこの手洗い場も大抵、水しぶきで濡れています。
ここがしっかり乾いていると、とても清潔な印象を受けます。
できることなら手洗い場の番人になって、いつも拭いていたいくらい。
お客様全員にピカピカの状態で使っていただきたいなぁと思っています。

でも、それは難しいかなぁとぼやいていたら、MAMEHICOのお手洗いは、使う人みんなが気をつけてくれるから綺麗に保たれるのだというお話しを聞きました。
関わる人がほんの少しの思いやりを持ち合えば、叶うことがあるのだと気づかされました。
何でも一人では限界があります。
抱え込まず、場を頼りながら、自分の精一杯を表現すれば良いんだな、それが信頼だなと思いました。

小さい部屋に大切なことがたくさん詰まっています。
MAMEHICOに共感してくれる方が増えれば増えるほど、お手洗いがどんどん綺麗になっていくのではないか。
日本一お手洗いが綺麗なカフェを目指すのも夢ではないかもしれない…!
そんな想像をしながら、今日も張り切って手洗い場を磨いています。

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