こんにちは。MAMEHICO東京スタッフの飯塚友美です。
「MAMEHICOお弁当クラブ」では、働くみなさんや毎日のお食事のお供に!と、平日限定でお弁当を作っています。
お弁当箱に詰めるのは、炊き立ての玄米ごはん、それから、新鮮な野菜とお肉やお魚を使ったおかずをぎっしり。
使っているお弁当箱は、ウレタン塗装をしていない木の曲げわっぱです。
木製のため、調湿効果に優れていて、玄米ごはんの水分調整をしてくれます。
寒い冬には固くなりにくく、暑い夏には傷みにくい。
さすが、湿度の高い日本で生まれた生活の道具です。
丈夫で長持ちすることもすごいところ。
使ったら、洗ってを繰り返し、メンバーみなさんで大切に使っていて、お弁当クラブの強い味方なのです。
お弁当クラブをはじめて、3年以上が経ち、お弁当クラブメンバーの中でぐるぐると回る、このお弁当箱、だいぶ味わい深くなってきました。
ウレタン塗装をしていないので、時間が経つにつれて黒い染みのようなものが出てくるものもあります。
これは、木材に含まれるタンニンと食べ物の成分が化学反応を起こすためです。
使えば使うほど、そして時を重ねるごとに深まっていく、このお弁当箱ならではの表情かもしれません。
レンジにかけられないし、洗い方や乾かし方なども気づかう点がたくさんあるし、お弁当箱を返しに、わざわざお店に行かなきゃいけなかったりもしますが、その不便さがよいことにつながっていることもあります。
それは、メンバーのみなさんと顔を合わす機会が増え、お話するきっかけも増えること。
お弁当箱を返しに来られたときには、
「あれ、すごくおいしかったよ!」と、その日のお弁当の感想を伝えてくださったり、
「お弁当箱を大切に使わないとね」と、お弁当箱のことを気にしてくださったり、
ただ返すだけではなく、こういった会話をかわすことが、私たちの楽しみのひとつになっています。
お弁当箱は、単なる容器ではなく、ただ作るだけ、ただ食べるだけではない、温かなコミュニケーションが生まれます。
お弁当を通じて、メンバーのみなさんとの距離が縮まり、関係性が築かれていく気がしています。
ぜひ、MAMEHICOのお弁当クラブにご参加ください。
メンバーになってくださったら、まずはこのお弁当箱の使い方から、お話いたしますね。
ちなみに。サイズが大・小あるので、お弁当のサイズも選べるんですよ!