みなさま。こんにちは。MAMEHICO神戸・御影店長の渡辺臣将(しげまさ)です。
2025年からスタートした御影MINIの「御影季節だより」。
1月のみかんに続き、2月は、昨年予約完売が続いた「いちご」。
福岡県糸島市から届く特別な「いちご」です。
この「いちご」は食べればほかのものと違いは歴然。
完熟摘みたてで、ヘタまで真っ赤で美しく、青臭さがなくとても美味しいのです。
深い甘みと爽やかな酸味、ジューシーな果汁が口いっぱいに広がります。
完熟ものは痛みやすいのが難点ですので、今年もMAMEHICOでは摘みたてを農園さんから直送してもらうことになりました。
数量限定ですので、ぜひこの機会に予約してください。
この「いちご」の美味しさの理由は、完熟摘みたてだけでなく、そもそもの栽培方法にあるんです。
土に直接苗を植える露地栽培なのです。
現代の栽培の主流は水耕栽培。みなさんもハウスの中に、腰の高さほどに無数のポットが並ぶ水耕栽培のハウスをご覧になったことがあるかと思います。
露地栽培は、土の中でしっかりと根を伸ばし、大地の力を吸収することで味わいに深みが生まれるそうです。
この「いちご」は土作りに全力を注いでいます。
「大変だけど、露地栽培じゃないと祖父の味には近づけない」。
露地栽培にこだわっているのは、若い姉弟です。
いちご農家だった祖父のあの「いちご」の味が今も忘れられない。
甘くて、香りが濃厚で、けれど自然な美味しさ。
子どもの頃に食べた祖父の「いちご」を超える味に、ほかでは出会えない。
だからこそ、「もう一度あの味を再現したくて」と、それぞれの仕事を退職し、一念発起して、あの「いちご」を再現する農家になったそうです。
姉弟は二人三脚で祖父の「いちご」を再現するという目標に向かって、勉強と試行錯誤を繰り返す日々。
時には栄養のバランスを間違えてしまったり、簡単な道のりではないけれど、それでも、一粒ずつ丁寧に育て上げた完熟の「いちご」を手に取る、その達成感が、どんな苦労も吹き飛ばしてくれるそうです。
MAMEHICOの井川さんは、そんな土作り、祖父への思いに情熱を注ぐ、若い姉弟が作る「いちご」の大ファンです。
自分たちの美味しいを、わかってくれるお客さんに届けたいという二人の想いに共感し、この「御影季節だより」でも紹介することにしました。
この特別な「いちご」を、ぜひ手に取ってみてください。
品種は福岡といえばの「あまおう」です。一粒一粒に込められた愛情と物語が、きっと皆さんの心にも届くはずです。
2月6日(木)から17日(月)まで、カフェ隣のセレクトショップ「御影MINI」で数量限定販売です。
こちらからのお願いとして、なるべく予約をしてください。
気温に左右される栽培方法なので、予約数が定まっている方が栽培者さんとしても収穫作業が進めやすいのです。
去年食べて美味しかったというかたも、初めて食べてみたいというかたも、ぜひこの機会に味わってみてくださいね。
2025.2.6〜17
MAMEHICOのセレクトショップ
御影MINI季節だより
2月は「いちご」がテーマです。