アイコの主張
微糖派本物のクリームなら、もうひとつ別の顔が見える。
喫茶店で出てくる、あの小さなポーションのフレッシュ。あれが何でできているか、知っていますか。
答えを先に言うと、じつは、ミルクじゃないんです。
「フレッシュ」とか「コーヒーミルク」と呼ばれていて、いかにも、しぼりたての生クリームみたいな名前ですよね。でも中身の多くは、植物からとった油に、水と、混ざりをよくする添加物を足して、ミルクに似た見た目と口あたりに作ったもの。乳の成分は、ほとんど入っていないことが多いんです。だから、いくら入れても、本物のミルクのコクや、あの乳くさいような香りは、なかなか出てこない。
本物のミルクや生クリームは、すぐ傷む。常温に置いておけない。でも、植物の油で作ったフレッシュなら、夏でも常温の棚に積んでおける。日持ちする。安く、たくさん配れる。便利だから、喫茶店のテーブルに当たり前のように並ぶようになった。

MAMEHICOは、それを置いていないんです。代わりに、本物の生クリームか、本物の牛乳を選べます。アイスコーヒーに本物の生クリームをひとさじ落とすと、苦味の角に、まるいコクがのって、香りがふっとやわらぐ。重たくなるんじゃなくて、深くなる、という感じ。牛乳なら、もっと軽くて、やさしい。すっと混ざって、毎日でも飲めるような顔になる。どちらも本物だから、ちゃんとミルクの味が返ってくるんですね。
ひとつ言っておきたいのは、アイスコーヒーにミルクを入れたものとアイスカフェオレとは、まったく別の飲みものだ、ということ。
クリームを足すのは邪道だ、なんて、思わなくていいんです。植物の油のまがい物を入れるなら、せっかくの一杯がもったいない、というのはわかる。でも、本物のクリームなら、話が別。それは香りを消すんじゃなくて、アイスコーヒーの、もうひとつ別の顔を見せてくれます。



