- 「空水茶屋」ができるまで1
- 「空水茶屋」ができるまで2
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『空水茶屋』オープンに至るまで 続々後編 家族会議の末、頑張ってやってみよう!とい決意の元に6月9日MAMEHICO銀座に向かいました。 その日最初に井川さんより、『カフェを始める前に、100時間は話しておきたい』と言われました。
え、100時間? 1日3時間でも約33日間、月4回の打ち合わせでも来年になっちゃまいますよ。井川さん!大丈夫ですか? とは言わずに、 『はい、分かりました。』と返事。 クルミドコーヒーの影山さんは打ち合わせで『はい、分かりました。』としか言わずに、ノート一冊分のメモをされたと聞きましたので。私も。
そして井川さんよりこれから決める事は、
1.なんでカフェをはじめるのか? 2.誰のためにやるのか? をしつこく常に確認します。
と仰られました。 なぜならこれだけやったのに成果はこれだけなのか。 交流するどころかマイナスになってしまうこともあったりする。
しかし始めたらやめられないのがカフェである。 そして、思っている事を隠さず言っておく。 マイナスな事ほど出していく。などなど、多くの事を教えてくださいました。
そして私たちが決めた事としましては、
1.なんでカフェをはじめるのか?
我々はご先祖様のお陰様で今食べさせて頂いているので、子孫に恥じぬ様に地域に貢献をして、次の代に
繋げる為にカフェを始めよう。
地域の環境を守りながら、田んぼや畑で採れたものをカフェで提供していく。
これは実は簡単な様で、実は発想が現代と真逆で、現代は仕事でお金を稼いで生活を良くして、たまにボランティアで缶拾いなどの環境改善を行っています。
しかし元々農家の生き方は、地域の自然を守って環境改善をし、田んぼや畑で生活を良くして、最後に(仕)業を成り立たせていたと聞いていました。
言わば現代は顛倒夢想であると。
2.誰の為にやるのか?
自分の為(島田家)、自然の為、そして地域や我々の周りにいる人々の為にやっていこうという事。
そして地域に住む寂しい人達の居場所になっていければという想いも出てきました。
そして井川さんは、来て欲しくない人も考えた方が良いよと教えてくださいました。 こんな内容の打ち合わせをその後何回も繰り返していきました。 そして、我々がまずクリアしないといけない大きな課題の一つが珈琲一杯の値段でした。