【場創りの会】白老遠足に参加して①

こんにちは。
MAMEHICO東京メンバーの横田理恵子です。

場創りの会で北海道・白老遠足に行ってきました。
2泊3日、盛りだくさんだったので、細かいレポートはまたの機会とし、まずは町についての雑感をいくつか。

そもそも、なぜ白老なのかと言うと、場創りの会が始まるきっかけとなった、通称・栗ちゃんが、東京と白老で二拠点生活をしているということで興味を持ち、行き先として浮上しました。
(ちなみに、栗ちゃんはMAMEHICO銀座が入居するビルのオーナーである栗原さんの息子さん)

白老なんて初めて耳にする地名だし、どこにあるかもよくわかりません。
ウポポイというアイヌの博物館がある町らしいのですが、それ以上の情報はありません。

MAMEHICO遠足は旅行会社のツアーではないので、キホンはノープランで行き当たりばったり。
とりあえず、「金曜の朝に新千歳空港に集合」とだけ決め、私たちは集まりました。

初日は、MAMEHICOメンバーで北海道・月形町在住の梅木さんが参加してくれて、梅木さんのオススメスポットを回りました。
(梅木さんはMAMEHICOメンバーでもあり、MAMEHICOがお世話になっているガーデナーさん)

2日目は朝食付きの日帰り温泉、ウポポイと仙台藩の陣屋跡、午後は夕食の食材買い出し。
夕食はギャラリーで井川さんの料理が振る舞われました。

3日目はモーニングカヤック、湧水で白老牛ハンバーガーのブランチ、そして室蘭へ。


白老に行くまで、もっと寂れた田舎町だと想像していました。
人が少なくて、どんより暗い雰囲気の限界集落。
北海道にはそんな場所がたくさんあって、その一つなのだと。
でも、白老はちょっと違いました。

言うなれば、「諦めていない」のです。

もちろん、ウポポイができなかったら、そんなに観光客も来ないし、今とは違ったかもしれません。
(と言っても、ウポポイがあるからといって、白老の町中に観光客がいるわけではありません。むしろ、町にはいない。ウポポイにしか行ってない気がする。)

ただ、ウポポイがなかったとしても、白老の人たちは自分たちの手で、ちゃんと町づくりをしていたと思います。
そう感じられる場所でした。

栗ちゃんのように、東京の人がやってきて何かを始めたりすることもある。
北海道の別の地域で暮らしていた人がやってくることもある。
もちろん、長年、この場所で商売をしている人もいる。
それがうまく混ざっている。
小学校が廃校になり統合されてしまうのはどこにでもあることで、致し方ないけど、まだ可能性を感じる。

町には飲食店やパン屋やスーパーや、学校や役所や、一通りの生活機能が揃っています。
規模によってそれぞれ1つ2つだったりするけど、一通りあるのが「町」という単位で、人はそこで商売を営んだり、消費をしながら生活を、経済を回している。
当たり前なのだけど、実際に小さな町で過ごし、それを体感しました。
ちなみに、白老にはイオンみたいなものはありません。
これがあるべき姿なのかなと。かつての姿なのかと。

地方に行くと、よく「諦めている」感を感じてしまうのですが、白老はむしろこれから面白そうという予感。
全国区になって、バズって、オーバーツーリズムになることはないと思うけど、それなりに人が集まる可能性はあるのでは。
これは、その地に行かなければわからなかったこと。

白老で新しいことにチャレンジする若い人たち(といっても同世代)に出会ったことも大きい。
これはMAMEHICOの遠足ならではかもしれません。

なかなか行く場所じゃないと思いますが、白老、みなさんもぜひ行ってみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

SHARE:

関連記事

RELATED POSTS