店内の絵の思い出について

ー各店舗には絵が飾られていますが、それぞれ購入した思い出はありますか?

絵だけじゃなく、ポスターなどデザインもの全般はボクが作っている。

ボクが絵を初めて買ったのはニューヨークに住んでいたとき。
ニューヨークは額縁屋さんが多くて、みんな気軽に額装するのが好きで、家族の写真とかを壁に飾ったりするんだよね。
いろんなものを額装して飾る面白さを知ったのはこの頃で、自分で撮った写真を引き伸ばして、額装したり、自分で描いた絵を額縁して飾る、ということをよくやっていた。

その経験から、MAMEHICOも絵は絵で買って、自分で額装することをやっている。
例えばピカソの絵に合う、額の中に入れるマットの色、幅、額縁の色合いなんかを考えて額装するのが楽しい。

最近は空水茶屋の絵を額装した。これは、「コドモノクニ」という昔の雑誌の挿絵の著作権が切れているから、それをフォトショップで引き伸ばして、それに合うようにマットを買い、額装して店内に飾っている。
桐生の紫香邸にはボクが描いた絵があるんだけど、これをマットを入れて額装して飾ったり、太った女王様と家族のモノクロが2枚別々に額装していて、それはボクはとても気に入っていて、珍しいものです。

季節のポスターは、ちょっとダサいポスターの方がお客さんは頼みやすい。デザイナーとしてはオシャレなポスターを作りたいのだけど、ものを売ることを考えると、ちょいダサの方が売れるんだよね。
分かりやすくものを訴求した方が購買意欲がそそられるので、ボクは写真をイラストで描いたように加工して写真とイラストの中間のようなポスターを作っている。

イベントも多いし、メニュー変えもあって大変だけど、店内のポスターや絵はとても大事なインテリアなので楽しみながらやっているところです。

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