MAMEHICO福岡・糸島のできるまで 第6回

皆さん、こんにちは!
本記事は、MAMEHICO福岡・糸島のできるまでをお伝えしていく記事の第6回目になります。

まずこちらは、8月初旬にMAMEHICO福岡・糸島を訪れたときの写真。
ちょうど左官さん(建物の壁や床を、こてを使って塗り仕上げる職人さん)が壁を塗っているところでした。
写真の左側を見ると、タイル貼りも進んでいることがわかります。
いよいよお店らしくなってきましたね。

この8月初旬の時点では、キッチンはこのような状態でした。
まだ電化製品などがあまり入っていない様子です。

その1か月後、9月初旬になると、同じキッチンがこのように変貌していました!
コンロにオーブン、冷蔵庫、シンクまで設置されており、本格的なキッチンとして整えられてきています。

洗面台の方も、だいぶ工事が進んできています。
鏡がまだのようですが、これから取り付けられるのでしょう。
そうなったら、もうほとんど洗面台は完成と言っても過言ではありませんね。

キッチンや洗面台だけではなく、店内のほとんどの箇所の工事が大幅に進んでおり、あとは細かい部分を仕上げていくという段階に入っていました。
一部の壁塗りや床塗りなど、自分たちでできるところは自分たちでやるとのこと。
スタッフさんともども、有志のお客さんを巻き込んで、一緒に作業するそうです。

ここで少し、MAMEHICO福岡・糸島のスタッフさんの募集についてお話をさせてください。
MAMEHICO福岡・糸島はお店作りからカフェの運営方法、取り扱う食材までこだわりがたくさんあります。
そんなお店で働くスタッフさんをどのように募集するのか、気になりませんか?

きっと何か面白い方法で人を募集するのだろうと思い、スタッフの草ケ谷さんに尋ねてみました。

草ケ谷さんによると、現在のMAMEHICOでは求人サイトによる募集は行っていないとのこと。
そのようなやり方だとMAMEHICOのことをよく知らない人でも応募することができ、いざ採用されてから「思っていたのと違った」と言ってすぐにやめてしまうことも考えられます。

そういったことを避けるため、常連のお客さんと時間をかけて親しくなっていき、いくつかの段階を経てスタッフさんになってもらうことが多いようです。
そうすればお互いに相手のことをよく知っているので仕事もスムーズになり、すぐにやめる可能性も低くなります。

そのお話を伺って、現代の日本にある多くのお店とは違ったユニークな採用方法だなと感じつつ、本来そのやり方がお店側にとっても働く側にとっても一番いいのだろうなと思いました。

営業時間についてはこれから決まるとのこと。
筆者がいいなと思ったのは、既存のMAMEHICOの店舗では、スタッフさんがみんなで昼ご飯をちゃんと食べられるように、1時間ほどお店を閉めて昼休憩の時間を取る、というところ。

筆者もアルバイトで飲食店で働いたことがありますが、昼前・昼過ぎの時間は忙しくなることが多く、昼ご飯を食べている最中に「できれば昼休憩を早めに切り上げてお店に出てほしい」と頼まれることもありました。
そうなると落ち着いてご飯を食べられないので、夕方になってお腹が空いたり、急いで食べたために眠くなって仕事に集中できなかったりということが起きてきます。

お店としても、スタッフとしても、お客さんとしても、スタッフの方がしっかり休憩を取って元気に働いてくれた方がいいですよね。
その点からもMAMEHICOのやり方は画期的で、理にかなっています。

他にもたくさんのこだわりがあります。
とにかく、筆者が今まで訪れてきた数々のお店とはだいぶ違った雰囲気や考え方を持っていると感じています。

これからも少しずつMAMEHICO福岡・糸島のこだわりをお伝えしていければと思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう!

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