みなさま、こんにちは。
MAMEHICO東京メンバーの布川秀徳です。
春にはチューリップや桜が咲き、5月頃には新緑、そしてバラ、ひまわりと草花が移り変わっていくのと同じく、野菜も季節で移り変わっていく。
自然の美しさは、私たちの日常生活にも影響を与え、特に食事の場面ではその変化をより身近に感じることができる。
MAMEHICOのお弁当クラブで頼むお弁当を毎日食べていると、同じ野菜が続いている中にも、ちょっとづつ季節の野菜が混じってくる。
季節の野菜がしっかり主役となり、少しの間続いたと思えば、次の季節の野菜が顔をのぞかす。
野菜に添えられた肉と合わせて味付けも変わる。
夏は少し濃いめか、やや辛めの味付けとなり、食欲をそそる。
また、野菜も同じ野菜が続いたとしても調理により品種が異なるものを使う。
例えばナスなら一夜漬けには小ナス。
炒めたり焼いたりするときには普通サイズ。
揚げたものには大きめな品種のナスを。
調理法によって同じ食材でも全く異なる料理に仕上がり、食感や味わいが変わるので面白い。
夏に使うゴーヤなどは、塩もみしただけなら薄〜くスライス。
炒めた時はかなり厚めにカットなど。
食感の違いを楽しむことができる。
肉も鶏肉、豚肉を中心に、たまに牛肉も使われ、皮付き、身の部分、骨付き、挽き肉など色々。
時には角煮のように大きめな固まりなのにホロッと崩れる柔らかさがあり、これもまた楽しみのひとつ。
一年通して食べていると、ごくたま〜に昨日と全く同じ材料の組み合わせに出会うことがある。
「昨日と一緒か?」と思いきや、味付けと食感を変えてあったり、調理法を工夫しているので、新たな発見がある。
それだけに、毎日食べても飽きない美味しさがあり、いつもお弁当のフタを開ける瞬間に楽しみを感じる。
さて、今日はどんなお弁当だろう。