メンバーになって

みなさま、こんにちは。MAMEHICOメンバーの谷川一樹と申します。

僕のMAMEHICOとの出会いは2023年4月のこと。
あるイベントがMAMEHICO銀座で開催され、MAMEHICOのことは全く知らず参加したのですが、隣に座ってたメンバーの子が「すごくおもしろいカフェだから絶対メンバーになった方がいい!」とものすごい身振り手振りですすめられたんです。

正直よくわからないけど、なんかおもしろそうだからという感じでメンバーになり、はじめてお客さんとして観に行った演劇イベントで、なぜか当日サプライズで出演することになり、その後、演劇、読書会、遠足、人の感情について対話する会などのイベントに参加してきました。
そして、メンバーのみなさんと知り合うことができました。

MAMEHICOとメンバーやスタッフのみなさんのおかげで、楽しく、人生の豊かさが増している感じがあり、その充実感からか、一年前のことがかなり昔のように感じるほどです。
つくづく行動してよかったなあと思います。

そのようななか、仕事でもっと自分を生かしたいと思って、2024年3月に転職しました。
そのため、これまで縁もゆかりもなかった富山に住むことになりました。
東京から富山に引っ越したら、MAMEHICOに行けるのも年に2、3回くらいかなあと、寂しい気持ちになりました。
僕の生活において、もはやすごく大切な場になっていたのですね。

ところが!
フタを開けてみると、月1〜2回くらいのペースでMAMEHICOに行ってます。
これは正直想像もしてなかったことです。

月1回行く一番のきっかけはいかひこ塾への参加です。
とにかく毎回気づきと学びがたくさんあって。
そして何よりメンバーのみなさんと一緒に学び、一緒においしいものを食べ、語り合うことで、つながっていられる。

僕は会社員ですから、日常の多くはビジネス脳、会社組織脳をはたらかせて過ごしているわけですが、それとは全然違う大切なものに気づき、学び、つながっていられる感覚があるんです。
ひと言で言うなら人間性のような?
脳より、心と身体みたいな?
日々の生活で忘れていた美しさのような?
僕は毎日仕事が忙しくても、できるだけ、それだけに流されないよう、ときどき空を見上げるのですが、そんな感じです。

ここ2回は、銀座店に行った翌日に、桐生のMAMEHICO紫香邸に寄っています。
実際は結構な寄り道なんですけど、「桐生って富山に帰る途中と言えなくもないよね?」と自分の中で思い立ったのです。
紫香邸は一日中居たくなるような懐かしい家みたいなすてきな場所。
行くと、スタッフのみなさんにも喜んでもらえることが、僕も嬉しい。

ところで、金融を意味するfinance と終わらせるのfinish は同じ語源から来ているのだそうです。
相手との貸し借りの関係を解消して「関係性を終わらせること」が金融のはじまりだと。
お金という対価を払えばそれで終了。恨みっこなし。
やりとりする相手との関係もそこで終わらせることができます。
合理的で便利なツールですけど、それだけだと寂しいですよね。

MAMEHICOにはfinishとは違うつながりがあるから、繰り返し足を運ぶんだと思います。
そこに僕ら現代人が失いかけている大切な何かがあるんじゃないかと思うんです。

というわけで、やっぱり相変わらずつながっていたい場なので、遠くに住んでるのにほんとに困ったもんだなあと、よろこんでいます!

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