みなさん、こんにちは!
MAMEHICO神戸・御影店長の妻のみゆきです。
MAMEHICOの冬の恒例メニュー「檸檬ケーキ」を
たくさんの方に召し上がっていただいています。
とても嬉しいです!ありがとうございます。
私は初めて檸檬ケーキを見たとき、
今にも動き出しそうなほど躍動感あふれる姿にびっくりしました。
お客さまはサーブされたら、まずは見た目から入ります。
ということは、美しくカットされていることが大切です…!
切るときは、まず、
ペティナイフの先でケーキの中心地を見当つけ、
そこからパイの山のほうへとナイフの先端でサクサク切っていき、
ナイフのおしりがパイの山へ到達したら、
重心をナイフのおしりに移動させ、まっすぐ下ろします。
パイが切れたことを確認したら、
ナイフの先端は中心地にいてもらい、
おしりから少しずつ上げ、
様子を見ながら先端を抜いていきます。
この時にナイフを前後に動かして
ギコギコとノコギリのように切ってしまったら、
生クリームとレモンクリームが混ざってしまい、
パキッと三層にならず、躍動感が出ません。
パイ生地のこんがりした色、
レモンクリームの鮮やかな黄色、
生クリームのつやっとした白色の三色と、
先端まで美しく波を打ってる形を出せるか
ということを大切にしています。
美しくカット出来ると、
「よし!」と心の中でガッツポーズをしています。
そして毎回、きれいだなぁと心躍っています。笑
美しくカットするためには、生クリームの立て方、
檸檬クリームの炊き方、パイ生地の焼き具合、
それらの組み立て方、どの工程もとっても大切です。
カットするたびにそのことを感じて、背筋がしゃんとします。
そんな檸檬ケーキをお出しできる時期もあと少し!
ぜひ美しくカットされた檸檬ケーキを楽しんでくださいね!