【神戸】2周年ありがとう「タダヒコ」を終えて②

みなさん、こんにちは!
MAMEHICO神戸・御影店長の妻のみゆきです。

前回の続き。

そして、いよいよ「タダヒコ」当日。
開店前からお店の前に、お客さんがずらっと並んでいます。

エプロンを着けて、メモ帳を持ち、ばっちりスタンバイしているホールスタッフ役のみなさん。
さぁ、タダヒコスタートです!

「え、えっと、まずお冷やとおしぼりと…」
「あ、じゃあ私はメニューを持っていきます!」

体がカチカチに固まっていましたが、ぎこちないながらも手順通りにお客さんの対応をされていました。
それから、どんどんお客さんがいらっしゃいました。

「なるほど、こうやってトレンチを持てば安定するんや!」
「お冷やをまわってきますね」
「オーダー待ちのお客さんに、今後のイベントのことをご案内してきますね!」
「あのお客様はメンバーシップ制のことを知りたがっていました。みゆきさん、お話ししてもらえますか?」

卓番を間違えたり、お客さんにオーダーを聞き直したり、みなさん、最初の方こそ緊張されていましたが、どんどん自分で出来ることを見つけて動いてはって、その熱でお店の空気は活気に満ちあふれていました。

同じことをするにしても、動き方や見るところが違っていて、人間ってそれぞれ個性があって、持ちつ持たれつで生きてるんやなぁと、しみじみ感じました。

一方、キッチンスタッフ役のみなさんは、手早い手つきでパフェを作ったり、真剣な眼差しでドリンクを入れたり、汗をかきながらもお皿を洗ってくれたり、頑張っていました!

お客さんともたくさんお話ししましたが、みなさん笑顔でいてくださったことが嬉しかったです。

「何を食べても美味しかったです!」
「今度は友達連れて来ますね」
「お手伝いさんってお客さんなんですよね?みなさん笑顔で動かれていてすごいですね。私もお手伝いで参加したかったです!」

なんて言ってもらえて、喜んでくれてはる様子が伝わってきました。

お客さんが少なくなった時間帯には、ちょっと小休憩。
いつもなら私たち少ないスタッフだけの休憩時間ですが、この日は、みんなでお昼ご飯を食べたり、お茶を飲んだりしました。
そこでの会話がとても心に残っているので、少しご紹介しますね。

「会社や家だったら言えないことも、ここだとすっと言えるんです。ありがたいです」

「普段の生活の中では出会えないような人と出会えて、なんか深い話も出来る。こういう場があって嬉しいです。これからも続けてくださいね」

「なんか体は疲れてるはずなのに、清々しい気持ちです!」

「普段、効率よく仕事しなきゃ、生きなきゃとか思いがちなんですが、今日みなさんと働いて、そういう生き方じゃない人もいて‥そんなに頑張らなくてもいいんやなって思えました。なんか明日からも頑張れそうです」

「普段はみんなに羨まれる大きなオフィスビルで働いてますけど、私の仕事って、一体、何のためにしてたっけ?意味あったっけ?って思いそうになることもあるんです。でも、今日は直接お客さんからありがとうって言われて、なんだか働くことが楽しかったです」

同じ目標に向かってみんなで切磋琢磨しながら頑張る。
励ましあったり笑い合ったりする。
同じものを一緒に食べて、心の内をぽつぽつとおしゃべりする。
否定する人はいなくて、みんな笑顔で聞いてくれる。
MAMEHICO御影のお店でこんな時間が生まれるなんて…、涙が出そうでした。

お店を始めた頃、私は自分のことで精一杯でしたが、2周年を迎えた今、こんなに多くのみなさんの笑顔を見ることが出来て、感謝の気持ちでいっぱいでした。

3周年を迎える日は、もっと多くの笑顔を生み出せるお店になるよう、一日一日を丁寧に過ごしていきます。
今回、タダヒコに関わってくださったみなさん、いつも応援してくださるみなさん、本当にありがとうございました。
そして、これからもどうぞMAMEHICOをご贔屓に、よろしくお願いします!

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