【神戸】ふたつの御影

みなさま、こんにちは。
MAMEHICOメンバー高月渉です。

御影には南北ふたつの御影があります。
それは阪急御影駅と阪神御影駅。
駅とその周辺は、静と動、陰と陽ともいえるほど対照的な雰囲気の違いがあります。 

六甲山麓の静かな住宅地を背にした阪急御影駅に対して、海に近い阪神御影駅は「御影市場 (現在の旨水館)」に代表される商業地区にあり、複数の市バス路線のターミナルにもなって、賑わいの核となっています。

普通電車しか停まらない阪急御影駅に対し、特急電車の停車駅である阪神御影駅は格上と言えるでしょう。

御影市場は 1920 年開業で 100 年を超える歴史を誇るほか、2008 年には御影工業高校の跡地にショッピングセンター「御影クラッセ」が開業して神戸市東部の商業集積がさらに高まりました。

阪神御影駅にほど近い高校に通学していた私は、学校帰りに御影市場の文具店に寄ったり、大きな木彫りの鯛が目印の店「丸武」の「ごぼ天」をおやつ代わりに食べるのが楽しみでした。

関東で「さつま揚げ」と呼ばれる魚の練り物を揚げたものを関西では「天ぷら」とよびます。 
なのでごぼうが入ったさつま揚げは「ごぼ(う)天」。
今でも神戸に帰った時にはこの郷愁の味をほうばるのを楽しみにしています。 

人が集まり商店が立ち並んで賑わう阪神御影駅と、静かな邸宅街が立ち並ぶ坂の街の阪急御影駅は直線距離でわずか 1.3 ㎞しか離れていません。
歩いて20 分足らずで表情が異なる街の雰囲気を楽しめる「ひと粒で二度おいしい」御影という街の魅力だと思うのです。 

「ひと粒で二度おいしい」といえば。
MAMEHICO御影は、カフェのすぐ隣に物販スペースの御影MINIがあります。
お店の美味しさを持ち帰って自宅で楽しんだり、美味しさの手土産ができたりと、「二度おいしい」!

この御影MINIが無ければ、私とMAMEHICOの出会いはありませんでした。
MAMEHICOが入っている商業施設でランチをしたあと、御影MINIが目に入り、気になって立ち寄ってみたんですね。
いまこうして、MAMEHICOでたくさんの経験をしていることは、御影MINIがきっかけなのだと思うと、なんとも不思議なご縁を感じます。

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