MAMEHICOで感じる新しい文化

こんにちは。MAMEHICO東京メンバーの永井宏佳です。
MAMEHICOエンタメ部の一員として、活動しています。

MAMEHICOでは、毎月たくさんのイベントが開催されている。
そのイベントの数も、最近、とみに増えてきた。
イベントを行うカフェは他にもあると思うけど、ここまで本格的に「舞台」と向き合っているカフェは少ないのではないだろうか。
単なる飲食店ではなく、文化を発信する場になっていると思う。

ぼくは主に役者として、MAMEHICOの舞台に関わってきた。
参加してていつも思うことは、MAMEHICOの作品ってちょっと変わっている。いやだいぶ変わっている。
参加するたびに、その独自性を実感している。

演者と観客が一体となって、新しい体験を共有することができるのもおもしろい。
最近行われた定期イベント「面白可笑ひこ」の今回の内容は、ラジオの公開収録をパロディにしたユニークな舞台だった。
参加者は、単に観るだけでなく、まるで一緒に番組を作っているかのような感覚を味わえたのではないだろうか。
このようなインタラクティブな要素があるのも、MAMEHICOの魅力のひとつだと思う。

次回、ぼくが出演する「cinemusica」は、音楽、劇、映画を融合させた新しい形の舞台。
最近読んだ本に、【新しいものとは常に、「既存の何か」と「既存の何か」の融合である】という言葉が書かれていた。

これらのイベントは、初めて聞く方にはイメージしづらいかもしれない。
MAMEHICOがある場所は、銀座の一等地のビルの10階。
中は40人ほどしか入らない小さなスペース。窓の外には都会の高層ビル群。
いい大人がこんなところでなにやってるんだって、演じていて思うこともある。

でも文化って、学校の授業や生徒会の会議ということではなく、教室の隅っこでふざけ合ってる中で生まれたりする。
つまらないのに教壇を独り占めしてる先生ずるいって、ずっと思っていた子供の頃。
先生のつまらない話を聞くくらいなら、自分が面白いと思うことをやりたいという、そのときの気持ちが、演じる動機になっているのかもしれない。

大都会の隅っこの隠れ家のような場所で、新たな文化が生まれています。
ぜひ、一度観に来てください。

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