布おしぼりを使用している理由について

ーなぜ布おしぼりを用意しているのですか?それも、スタッフが一つづつ手で巻いているんですよね?

銀座、神戸、桐生では布おしぼりを使用しています。どうして布おしぼりにしているかと言うと、その他のおしぼりは好きじゃないから。それに尽きる。

基本的におしぼりは、布のもので、洗ったもので巻かれているのは当然だと思う。自分のお店もそうしたいと常々思っていたし、
おしぼりは洗う手間、干さなきゃいけないとかいろんな問題があるけど、都内でやるのはどうなのかな?っていう気がする。
今も三軒茶屋のお店もそうしたいけど、東京のお店は洗うことはできても干す場所がない。そうすると生乾きになったおしぼりを渡された時の不愉快度と言ったらビニールのおしぼりを軽く超える(笑)

布おしぼりを提供するのは店内に干せる所があるのが条件。ビニール袋に入ったおしぼりは塩素臭くてほんとに嫌。
ボクが好きなお店は大抵布おしぼりで、いい感じの匂い、いい感じで洗われているお店が多い。
おしぼりの質で大体がわかるんじゃないかな。
布おしぼりはベトナム産か国産かに分かれるけど、明らかにベトナム産の方が安くペラペラで国産の方がしっかりしている。
乾くにはペラペラの方がすぐ乾く。そう言う意味だと安っぽい方が清潔感があるというジレンマがあるよね。

今、MAMEHICOのお店で高いクオリティのおしぼりを出しているのは紫香邸。
おそらく、次にオープンする糸島は海岸沿いなので、おしぼりのクオリティが高くなる気がしている。福岡は雨が多いからその点どうなのかと思うけど、桐生は年中暑いし、乾いているのでおしぼりを嗅ぐなら紫香邸。

おしぼり一つとっても試行錯誤、そんな感じです(笑)

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