こんにちは。
少しずつ涼しくなってきましたね。
9月より銀座では、「MAMEHICO ACOUSTIC LIVE」が始まりました。
僕はそのライブのブッキングをしている、渡辺定路ことジョージです。
店で見かけたら、「ジョージ!!」って声をかけてください。
今日は、僕がメインで関わっている、エトワール☆ヨシノについてのお話、第4回です。
ヨシノさんのアルバムは聴き方が色々とあるのですが、僕のオススメはずばり、今までのアルバムを順番に聴いていく事!です。
1.2作目はコロナ禍で、制作にかけられる時間がたくさんあったので、一曲一曲が力作で、分数が長く、(8分の曲も!)メッセージ性も強め。
「亡き空にオロール」、「愛のつぼ焼き」、「始まりの別離(わかれ)」など、どれもアレンジが壮大で、オーケストラのものから、フュージョンまで。
聴く側も少し身構えます。笑
2作目は、より歌詞の世界が広がり、曲によっては鋭いものも。
個人的には、「グレーのカナリヤ」、「ミツバチ」の歌詞が刺さりまくる感じで、オススメです。笑
3作目になってくると少しコンパクトで、少しエンターテイメントの世界観の曲も出てきて、バリエーションに富んでいます。
「ダンボールの唄」は、今振り返るとよく作ったな〜、という気持ちにさせられます。
ヨシノさんと仲良しの某プロデューサーさんの無茶振りにより、実現しました…。笑
また、「極夜」もいいですね。
MAMEHICOの連続ドラマ『ノッテビアンカ』の主題曲にもなっております。
演歌調の「悲しみ温泉日本海」も最高ですよ。笑
4作目は、3枚目をよりスケールアップさせた曲調で、キャッチーな曲が並びます。
初めて二胡を使った「雨に透けた花びら」、異国情緒で自分の知らない一面を知れそうな「沈黙のmenamy」など、かなり個性的な楽曲も。
この年は神戸の月世界というキャバレーのような会場でライブをしたのですが、そこでこの「沈黙のmenamy」を演奏しました。
この曲はですね、僕はサックスとコーラスを兼ねる事になり、サックスを離してすぐコーラスをしないと間に合わなくて、やりながら自分で自分が面白くなってきてしまった事を思い出しました。笑
という感じで、旧作新作でどちらがいいというわけでなく、その時のアーティストや社会の置かれた環境、それぞれの思いで作風が変わっていっているんだな、と変遷を辿ると面白いのです。
ちょっと時間はかかるかもしれないですが、ぜひ1枚目から聴いてみてください!!
ヨシノ話は今回で終わりにしようと思ったのですが、まだまだ続きそう。
次回は「ヨシノQ&A」、「ヨシノあるある」の二本立てでお送りします。
本日はここまで。