MAMEHICOの遠足

みなさん、こんにちは。
MAMEHICO東京メンバーの横田理恵子です。

みなさん、遠足にはどんな思い出がありますか?
誰しも、子どもの頃に遠足したことありますよね。

MAMEHICOの遠足は大人も子どもも誰でも参加できる遠足です。
日帰りだったり、何泊かしたり、行き先もいろいろです。

特徴は、ノープランであること。
どの辺を遠足するかや、集合時刻、集合場所は事前に(なんなら直前に。笑)決まりますが、解散時刻や解散場所、どこに行くのか、何をするのかは終わるまで誰にもわかりません。
目的がないのです。

例えば。
先日行われた白老遠足では、新千歳空港でレンタカーを借りた5分後に、ただの雑木林に立ち寄りました。
そこで、北海道の植物について教えてもらいました。
こんな調子で気になった場所に立ち寄りながらなので、一向に先に進みません。笑

ほかにも、お客さんとスタッフが一緒に参加することや、ひたすら歩くこと、無駄の多いルートで移動すること、地元の人と話すこと、気になったお店は必ず立ち寄る、ガイドブックに載っているような観光地には行かないことなど、いろんな特徴があります。

行き先によっては、みんなでお弁当を持参して原っぱや公園で食べます。
その場でご飯を作ることもあります。
あと、マイボトル持参はOKだけど、ペットボトル禁止というルールがあります。
水分補給は公園の水道水、もしくは湧水と決まっています。

そんな感じなので、旅行会社のツアーとは真逆で、添乗員さんに連れられて観光地を巡るような旅ではありません。

もともと遠足は、10年前に行っていた味噌会のメンバーが北海道の千歳市にあったハタケマメヒコに通うようになったのが起源です。
毎月遠足があり、土日にハタケ仕事をするためだけに北海道に通いました。

それ以来、ハタケ遠足だけではなく、横浜遠足や国分寺崖線遠足、小田原、尾道、安曇野、倉敷、名古屋、松山、函館などの遠足で、日本各地に行きました。
コロナの前の年は、毎月のように地方に行っていたので、あのタイミングでよかったなと思います。

遠足では、その土地の自然や文化、食と触れる中で魅力を発見したり、かつては栄えたであろう痕跡を見つけては寂しさを感じることも。
地方がんばってるね!も、日本ダイジョブかな?も、いろんな側面が見えました。
その土地で生活し、事業を営み、子を育て、暮らしている人々がいるのは事実。
これから、私たちはどうすればいいのか。
そんなことを考えるきっかけになりました。

MAMEHICOの遠足に参加した人は、はじめは驚くみたいです。
楽しいんだけど、楽しいだけではないし、学びもあるし、都心での日々の暮らしと比較して、感じとるものもある。
とにかく情報量と刺激が多すぎて、くらくらするのです。
遠足のあと日常生活に戻ると、景色が違って見えることも。
私はそんな遠足が大好きです。

これって、お弁当も一緒。
お弁当は誰にとって身近なもの。
子どものお弁当を作る人もいれば、コンビニのお弁当を買う人、駅弁を食べる人も、ロケ弁を食べる人もいる。
「お弁当」と言われれば、だいたい想像がつく。
でも、そこに「MAMEHICOの」という枕詞がつくと、まったく違う概念となるのです。

「遠足」と「MAMEHICOの遠足」、「お弁当」と「MAMEHICOのお弁当」。
一見似ているのですが、まったくの別物。
「MAMEHICOのトイレ」「MAMEHICOのお冷」「MAMEHICOのメニュー」など、とりあえず「MAMEHICOの」をつけてみてください。
ああ、たしかに一般名詞として辞書に載っている定義とは違うわ、となるんじゃないでしょうか。

そんなMAMEHICOの遠足、みなさんもご一緒に。
ご興味ある方は、ぜひ場創りの会にご参加ください。

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