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経験が判断基準をつくる

水野 知帆 2026年4月16日 空間を整える #大切にしている10のこと

こんにちは、MAMEHICO神戸・御影スタッフの水野知帆です。

MAMEHICOが大切にしていることの一つに、「手間暇をいとわない」という考え方があります。
私たちは普段、時間をお金と引き換えにしながら暮らしています。

忙しいときは外に頼み、手間がかかることはお金で解決する。
それはとても自然なことですが、その基準だけで物事を選んでいないだろうか、と、ふと立ち止まることがあります。

MAMEHICOでは、いろいろなことを自分たちの手でやっています。
HPの構築や、お店の壁をお客さんと一緒に塗ることなど、本来なら外に頼めることも、あえて自分たちで行っています。

そういう話をお客さんにすると、「自分たちでやった方が、業者に頼むより安くていいよね」と言われることがあります。
確かにそういう側面もあるのかもしれませんが、本当にそうなのだろうか、とも思います。

たとえば、お店では白玉団子を一つひとつ、自分たちで作ってお出ししています。
これは既製品を仕入れることもできますし、冷凍のものを使えば、手軽に品質の安定したものを提供することもできます。

そう考えると、「手間をかける=得をする」というわけではなく、むしろ手間をかけた方が高くつくこともあると思います。
それでも、あえて手間をかけることに意味があると感じるのは、なぜなんだろう。

実際、私も作っていますが、白玉ひとつをきれいに丸めるのにもコツがいります。
時に先輩スタッフに「形が不細工だよ」と言われながらもやり続ける中で、丸さが揃ってくると、一人で勝手に「できた!」と感動しています。

そうやって仕上げた白玉は、注文が入ってから茹で上げ、一番いい状態でお客さんの前にお出ししています。
「白玉があたたかくて、モチモチで、びっくりしました」
そんなふうに声をかけてもらえたとき、「気づいてもらえた!」と嬉しくなります。
こうした瞬間は、お金という基準だけで考えていると、なかなか見えてこないものだと思います。

だからといって、お金がいらないわけでも、すべてを手間でやるべきだとも思いません。
すべてを自分でやろうとすれば、時間も体力も足りなくなり、続かなくなってしまいます。
だからこそ、機械や誰かに頼ることも必要です。

大切なのは、その選択を自分でできているかどうかなのだと思います。
ただ、その「選び方」は、はじめから持っているものではないとも感じます。
一度もやったことがなければ、それがどれくらいの手間なのかも分からず、分からなければ「お金を使う」という選択しかできなくなってしまいます。

逆に、自分でやったことがあるからこそ、「ここは任せよう」と思えたり、「ここはあえてやろう」と選べるようになる。
それってなんだか、自由な感じがして、私はいいなと感じます。

「手間暇をいとわない」というのは、ただ時間をかけることではなく、お金という一つの基準だけに頼らずに、自分の中に別の物差しを持つことなのかもしれません。
そういうことを、お店の日々を通して、学んでいます。

詳しくはこちら
MAMEHICO大切にしている10のこと
1_一緒に食べる
2_手間暇をいとわない
3_長い目で視て考える
4_素直であろう
5_自分に関心を持て
6_過剰こそが救う
7_干渉するけど監視しない
8_雑を大切に
9_とにかく行動を
10_ブリコラージュする
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