「空水茶屋」ができるまで1

こんにちは。
MAMEICOさんプロデュースで2023年11月23日(土)より甘味『空水茶屋』をオープンさせて頂きました島田と申します。
今回は空水茶屋をオープンするに至るまでについて書かせて頂こうと思います。

私は2012年より農業体験『ソラシドコミュニティ』という会を自然栽培農家の明石農園さんと運営しております。
内容としては、自然栽培のお野菜を皆んなで1年間通して栽培し、いつでも安心な食べ物が身近にある暮らしを体験して頂いております。
そんな会を運営する中で、私は自分も生産者になりたいと4年前にお米作りを始めました。
最初は大変でしたが安定的にお米が採れる様になり、折角なら皆んなで作った野菜やお米を加工したり、ご近所の方々や色々な人にも食べてもらいたいと思う様になりました。
1番最初にカフェをやりたいと思った動機はそこにありました。

またそれとは別にソラシド北杜校で知り合った方から北海道での活動に誘われ、何故かちょくちょく北海道に行く事になり、色々な場所や人に会いに行く事になりました。
そして浜中町という所の昆布漁師の渡部さんという方と出会いました。
とても素敵な方で年齢も近く話が合ったので仲良くなり、頻繁に渡部さんの所に行く様になりました。
そんな彼のオフィスには素敵な蔵書が沢山並んでいました。
そこである時ふっと目に入ったのが影山知明さんの『ゆっくりいそげ』でした。

何故かその時たまたま机の上に一冊だけその本が置いてあり、タイトルに惹かれてすぐ購入しました。
帰って読んでいたらどんどんハマってしまい、いつの間にかYoutubeの『マメクル』もほぼ全て見てしまっていました。

まさか畑や田んぼで大切にしている世界観を経済という場で行なっている人達がいる。
これはとても衝撃な事でした。
そして私には6年前より哲学の先生がいるのですが、その先生が常に仰っている経世済民。
経済(経典)をもって人々を救済する。
お2人のお話を伺っているうちにいつのまにか私はそこのステップに向かいたいという想いが沸々と湧き上がっていました。

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