こんにちは。MAMEHICO神戸・御影 店長の渡辺 臣将(しげまさ)です。 「御影珈琲野点」は、近畿大学・村松秀教授率いる村松ゼミと、MAMEHICO神戸・御影が一緒に取り組む産学連携プロジェクトとしてスタートしました。 […]
珈琲とマフィンのある朝
MAMEHICOでは、朝の珈琲にマフィンをひとつ添えるお客さんがたくさんいます。 忙しい朝に、湯気の立つカップと焼き菓子がひとつあるだけで、心が整う。 そんな時間を大切にしている人が、MAMEHICOには多い。
マフィンは、派手じゃないけれど、暮らしに寄り添うお菓子。 日々の小さな幸せを感じさせてくれる、そんな存在なのです。
ごいっしょにいかがですか?
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通常配送 |
全国一律 1,000円(1箱につき) |
|---|---|
| クール便 | ご希望によりクール便も承ります。 通常送料 1,000円+クール便料金350円=1,450円(1箱につき) |
| 送料無料 | 5,000円以上 |
| 店頭渡し | 当たり前だけど無料 |
MAMEHICOがお届けする定期便「お福分け」には、
珈琲とマフィンを中心に、季節の焼き菓子やジャムなどが入ります。
そして、少し珍しいものも入れたりします。
「えっ、こんなのまで?」と笑ってしまうような、
思いがけない一品が届くこともあります。
そんな小さな驚きも、MAMEHICOらしさのひとつです。
お休み(この月は飛ばしてください)
終了(次の月で終わりにしてください)
珈琲の代わりにお茶を、あれも入れて、などの細かい希望
送り先を変更して、ギフトに──
そういったご要望がありましたら、
どうぞお気軽にメールでお知らせください。
お支払いは、毎月の自動引き落としではなく、
発送のたびに請求書を発行するスタイルにしています。
できるかぎり、ご要望にお応えします。
ペースは、3種類用意しました。
サブスクですが、毎回、請求書を発行する方式です。
自動引き落としではありませんのでご安心ください。






たくさん作って、たくさん並べて、たくさん捨てる──
MAMEHICOは、そういうことを昔からやりませんでした。
必要なぶんだけ作って、必要なヒトにだけ届ければいい。
それを、当たり前のこととして続けてきたんです。
「お福分け便」も、その延長にあります。
季節ごとに変わる焼き菓子や珈琲を、
いつも頼んでくれるヒトたちの暮らしへ届けています。
MAMEHICOには、地方のお客さんもたくさんいます。
「しょっちゅうは行けないけど、MAMEHICOを感じたい」──
そんな声をよくいただきます。
この便のおかげで、遠くにいるヒトともつながれる。
MAMEHICOの空気を、少しだけ暮らしの中に届けられる。
考えてみたら、これももう長いこと続けています。
定期的に頼んでもらえることで、無駄が少なく、
スタッフも落ち着いて仕事ができます。
ボクは、スタッフやお客さんと、
同じものを食べているような関係でいたいんです。
箱を開けたとき、「あ、MAMEHICOらしい」と思ってもらえるように。
焼き菓子や珈琲のほかに、
思わず“えっ”と笑ってしまうようなものを入れることもあります。
MAMEHICOからの手紙だと思って受け取ってください。
遠くでも、近くでも、同じ時間を共有できますように。
MAMEHICO 店主 井川啓央
Q&A
MAMEHICOでは、できる限り柔軟に対応しています。ご自身のペースで、無理なく続けていただければと思います。
珈琲とマフィンは基本的に同じですが、季節によって内容が少しずつ変わります。変更がある場合は、メールにてお知らせします。
ご希望に応じて、豆のままでも粉にしてもお届けできます。
珈琲やお茶の種類などは変更できます。金額の範囲内で内容量が変わることもありますが、金額を超えそうな場合は事前にご連絡いたします。ご希望はメールにてお気軽にお知らせください。可能な限り対応します。
サブスクですが、毎回、請求書を発行する方式です。自動引き落としではありませんのでご安心ください。代金引換はトラブルが多く、現在は行っておりません。
可能です。メールにてお知らせください。柔軟に対応いたします。
ニュースでも御存知の通り材料費の高騰などにより、いまの金額では継続が難しくなる場合があります。その際は事前にご連絡のうえ、金額などを調整いたします。
可能です。ただし、定期便の方を優先的にお届けします。仕込みの都合上、継続してご注文いただける方を中心に対応しています。
メールにてご連絡ください。次回分以降の発送を止める手続きをいたします。
MAMEHICOのマフィンが好き
みなさんこんにちは。
MAMEHICOスタッフのなかじゅんです。
今日は、私たちが毎日焼いているマフィンについてお話しします。
ある日、井川さんがふと声をかけました。
「焼き菓子を新しく、作ってみようか」
何気ないひと言。でも、こうしたひと言が、いつもすべての始まりになります。
今回のテーマはマフィン。
見た目こそ素朴だけれど、驚くほど繊細なお菓子です。
粉をふるい、卵を割り、バターを合わせ、ゆっくりと混ぜていく。
材料はごく基本的なのに、混ぜ方ひとつ、温度ひとつで仕上がりがまるで違う。
気温や湿度によっても変わるから、毎回、生地の表情を見ながら、手加減や焼き加減を微調整しています。
「この子(生地)が、膨らんでね〜」と声をかけたくなるような瞬間もあります。
最初は、これまでのレシピを確認しながら、ひとつずつ丁寧に焼いていきました。
オーブンの温度を変えたり、バターの混ぜ方を試したり。
焼き上がったマフィンを手で割って、断面をじっと見つめる。
しっとりしているか、キメは細かいか、香りは立っているか──
目と鼻と手で確かめながら、昨日より今日、今日より明日と、少しずつ前に進めていきます。
そんなある日、井川さんが言いました。
「A・B・C、3種類のレシピを試してみて」
配合や混ぜ方、焼き時間を変えた3パターン。
それぞれ微妙に違っていて、どれも美味しい。
けれど、その違いにどんな意図があるのか、最初はよくわかりません。
それでも、焼いて、食べて、感じて、また焼く。
その繰り返しの中で、少しずつ何かが見えてくる。
ある日、ひとつの調整を思いついて、井川さんに相談しました。
翌日、その新しいレシピで焼いたマフィンを食べた井川さんが、笑って言いました。
「うわっ、これ!いい!美味しいね!!!」
その瞬間、心の中で「やったー!」と拍手しました。
──こういう瞬間があるから、MAMEHICOの仕事はやめられません。
やがて味が定まり、箱やシール、値段も決まりました。
材料は、バター、卵、小麦粉、砂糖、そして少しのバニラエッセンス。
シンプルで上質なものだけを使い、卵とバターの香りを感じられる、きめ細かい生地に仕上げています。
焼きたてはふんわり、数日経つとしっとりと落ち着いて、また違う美味しさが生まれます。
MAMEHICOのマフィンには、派手さも飾りもありません。
でも、一つひとつの工程をていねいに積み重ねることで、やさしくて力のある味になります。
毎日焼きながら、「これがMAMEHICOの味だ」と確かめています。
オーブンを開けた瞬間、ふわっと広がる甘い香り。
それを嗅いだだけで、きっと食べたくなると思います。
あたたかい珈琲といっしょに、焼きたてのマフィンをどうぞ。
今日の一日が、少しやさしくなるはずです。
輸入小麦は使いたくないと思っています。群馬県内で製粉された国内産薄力粉を100%使用しています。
北海道の生乳だけで作った無塩バターを100%使用しています。植物油脂は少量でも使いません。限りなくバターに近いバターじゃないものとか多いんで。
奄美諸島産のさとうきび原料を100%使用しています。上白糖も大切な素材のひとつです。しっかり甘く、時間が経っても美味しさを保つのに助けてくれますから。
香ばしさとしっとり感を出すために使用しています。ここが味の決め手なので詳しいことは企業秘密です笑。
鮮度の良い卵をお店近くのスーパーで買っています。
自然な香りを引き立てる程度に加えています。
素材の力だけでふっくらと焼き上げています。ベーキングパウダーや保存料は一切使っていません。
マフィンは、焼きたてのときこそ香りがいちばん立ちます。 オーブンから出した瞬間に広がる、バターの甘い香りと、卵のやさしい匂い。 外側はさっくりと香ばしく、中はふんわりとほどけるような食感。
けれど、マフィンの本当の美味しさは、そこから時間を置いたあとです。
翌日、さらに2〜3日経つと、生地の中の水分や油分がなじみ、全体がしっとりとしてくるんです。 甘みがまるくなり、香りも落ち着いて、味に深みが出る。焼きたての元気な香りとはまた違う、熟成したような旨味。 それが、MAMEHICOのマフィンの楽しみ方です。
MAMEHICOでは、朝の珈琲にマフィンをひとつ添えるお客さんがたくさんいます。 忙しい朝に、湯気の立つカップと焼き菓子がひとつあるだけで、心が整う。 そんな時間を大切にしている人が、MAMEHICOには多い。
マフィンは、派手じゃないけれど、暮らしに寄り添うお菓子。 日々の小さな幸せを感じさせてくれる、そんな存在なのです。
マフィンは、焼きたての香りも格別ですが、上手に保存すれば時間とともに味が深まっていきます。 いちばんのおすすめは冷蔵庫。冷凍庫ではありません。冷たさがほどよく生地を引き締め、しっとり感を保ってくれます。
10日ほどはおいしく食べられますので、少しずつ味の変化を楽しんでください。 食べる前に軽くトースターで温めると、焼きたてのような甘い香りがふわっと戻ります。
封をしていても、マフィンは生モノと同じで少しずつ変化していきます。 時間が経つと乾燥もしやすく、脂も酸化していくので、10日をめどに食べきるのが理想です。 常温で置くなら、暖かい季節は2〜3日、寒い季節は5〜7日ほどが目安。 季節や温度によっても風味の変化が違うので、その時々の「おいしい瞬間」を見つけてみてください。
News
MAMEHICOの珈琲が好き
MAMEHICO神戸・御影 店長の渡辺 臣将(しげまさ)です。
毎日お店で珈琲を淹れていると、ふっと思うんです。
「あ、今日の豆も、いい香りやな」
「今日も鮮度、ばっちりやな」
ドリップの途中で豆がぷくりと膨らみ、モコモコと泡が立つ。
その瞬間に、背筋がすっと伸びる。
豆に力がある証拠です。
うちの珈琲豆は、札幌の焙煎士・菊地さんが焼いてくれています。
40年一筋の職人で、MAMEHICOの味を支え続けてくれている人です。
豆はどれも大粒で、厳選された高品質のものだけ。
一度焼いて冷まして、もう一度焼く「ダブル焙煎」で、芯まで火を通しています。
雑味がなく、香ばしさと甘みがしっかり残る。
袋を開けた瞬間、香りがふわっと広がる。
あの瞬間が、たまらなく好きなんです。
この豆を、神戸・御影の小さな店「MINI」でも販売しています。
いい豆を、毎日の暮らしの中で無理なく続けられる値段で届けたい。
特別な日の贅沢ではなく、いつもの朝に寄り添う一杯にしたい。
そんな気持ちでやっています。
珈琲は、生活をちょっと豊かにしてくれる。
慌ただしい朝でも、美味しい香りがあるだけで気持ちが整う。
一杯の珈琲に、そういう力があると思っています。
そしてこの豆には、つくる人の顔がちゃんと見えます。
菊地さんが焼いて、僕らが届ける。
「○○さんの分、今日も頼むね」と、やりとりが交わされる。
暮らしの中に、香りの余白を。
そんな珈琲を、これからも焼きたてのまま、お届けしていきます。
焙煎してから10日以内に使い切るようにしているため、種類はむやみに増やしていません。 珈琲豆は生モノ──それがMAMEHICOの考えです。 御影MINIでは豆を冷蔵で保管しているため、少しだけ種類を増やすことができます。 浅煎りは豆の芯までしっかり火を通すために「ダブル焙煎」。 深煎りでも煎りすぎることはなく、苦みの奥にほんのりとした甘みが残ります。 まろやかで澄んだ味わい、それがMAMEHICOの珈琲です。
MAMEHICOの珈琲は、札幌の焙煎所「菊地珈琲」にお願いしています。 開店当初からずっと同じところに頼んでいて、もう長い付き合いになります。 豆は焙煎してすぐ、新鮮なまま東京や神戸へ送ってもらっています。 どんなに時代が変わっても、MAMEHICOの珈琲はこの豆で淹れています。 東京でこの豆を使っているのは、MAMEHICOとクルミドコーヒーだけです。
珈琲は嗜好品です。淹れ方にこれじゃなきゃダメ、ということはありません。 好きなように淹れて、好きなように飲んでくれたらいい──それがMAMEHICOの考え方です。 実際、お店でも淹れ方に細かいマニュアルは用意していなく、淹れるヒトによって味が少しずつ違います。
同じ豆を使っても、三軒茶屋と渋谷では味が違うということもありました。 やっぱり、いちばん大事なのは「水」じゃないかと思います。 紫香邸の珈琲は、その水のおかげか、いちばん美味しいと評判です。
ペーパードリップなら、熱々の熱湯は使わず、少し温度を落としたお湯が苦みを抑えてくれます。 豆は多めに使って、粗めに挽くのがMAMEHICOのおすすめ。 よく膨らまないと相談されますが、まず深煎りの豆のほうが、浅煎りよりも膨らみやすいのはたしかです。それと「膨らまない」一番の理由は豆が古いことです。
けれど、結局のところ、正解はありません。 その日の気分や体調で、味の感じ方も変わります。 淹れ方を変えて、自分の好きな一杯を見つけてください。 珈琲は自由な飲みものです。お好きに淹れて、お好きにどうぞ。
よく聞かれるのでひとこと。珈琲豆は、冷凍しても問題ありません。 焙煎した珈琲豆にはほとんど水分がありません。 だから「凍る」というよりは、冷やすことで酸化を遅らせるという考え方です。 密閉できる容器か袋に入れて冷凍庫に保管すれば、酸化や湿気から守ることができます。
ただし、出し入れを繰り返すと結露が発生して劣化の原因になるので、少量ずつ小分けにして保存するのが良いでしょう。
とはいえ、珈琲豆は生モノです。 冷凍しても永遠に美味しさが保たれるわけではありません。 できるだけ、焙煎から1か月以内に飲み切るのが理想です。 挽いた粉はさらに酸化が早いので、粉の状態なら1週間をめどに。 新鮮な豆を少しずつ買うのが、いちばんの保存方法です。
MAMEHICOの考え方はシンプルです。 「豆は生モノ」ということ。 冷凍も便利な方法のひとつですが、それに頼りすぎず、 暮らしの中でちょうど良い量を、丁寧に楽しむことがいちばんです。
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