銀座、モーニングとランチ始まりました

モーニングはふらりと、ランチのご予約は下のボタンから

ホームブログ料理・甘味 › 味わいが移ろうパフェ

味わいが移ろうパフェ

日野 沙織 2026年3月27日 料理・甘味 #みかんパフェ #季節

みなさん、ごきげんよう。MAMEHICOの日野です。

少しずつ、春の気配を感じる日々。

ただいま三軒茶屋店と神戸・御影店でお出ししている、みかんやいちごのデザートも、そろそろ終わりが近づいてきました。

季節が進むにつれて、ちょっとおもしろいことがあります。

収穫されるみかんの品種も、少しずつ変わっていくのです。
同じ“みかん”なのに、甘さも酸っぱさも、まるで別もの。

「え、こんなに違うの?」と思うくらい。
だからこそ、そのまま同じ組み合わせで出すのではなく、そのときのみかんにいちばん合うバランスを探して、パフェの中身もひそかに変えています。

オレンジと白の層でできた、見た目はシンプルでかわいらしいパフェ。

でも食べ進めていくと、「あ、これちゃんと考えられてるな」と気づく方もいらっしゃるんじゃないかな、と思っています。

白い層担当は、アイスクリームと生クリーム、そして“ふるふる系”。
この“ふるふる系”、実は2種類あって、ミルクプリンか、ヨーグルトパンナコッタが入っています。
え、どっちかでよくない!?って思いますよね。笑

ほんとうにそうなんです。
はっきし言って、とんでもなくめんどうです。笑

でも、ここがポイント。
なぜ“ふるふる系”にふたつのパーツがあるのか。

それは、そのとき使っているみかんによって、合わせるものを変えているからです。

出だしのころは、「西南のひかり」。

甘くてジューシーで、そのままでも満足感があるタイプ。
ここに甘いものを重ねすぎると、少しずつ口が疲れてくるので、ヨーグルトパンナコッタを合わせて、軽やかに仕上げています。

そして、いまは「不知火(しらぬい)」。

こちらは酸味が強めで、けっこうパンチがあります。

ものによっては「すっぱ!!」ってなる、目覚め系です。笑
この酸味にさらにヨーグルトを重ねると、ちょっと攻めすぎ。

なので、こちらにはミルクプリンのやさしい甘さを合わせています。

“甘い×甘い”

“すっぱい×すっぱい”
同じ方向に寄せすぎると、バランスが崩れてしまう。

ちょっと違うもの同士のほうが、うまくまとまる。

人間と同じですね。笑
みかんパフェは、そんなことを考えながら作っています。

スプーンを入れると、気づいたら、するする〜っと最後まで。
あまりにもするする進むので、あれ、もうない!と、気づいたらグラスが空になっています。
冬の柑橘、ほんとうにおいしいです。

季節の終わりに。

「あ、食べておけばよかった」とならないうちに、食べおさめにいらしてください。

 

みかんのメニューはパフェとケーキです。

 

SHARE X f L
ログインしてください
*
*