早春の苺とやさしい記憶
こんにちは!MAMEHICO東京スタッフの前島由紀です。
早春の果物といえば、やっぱりいちご。
ただいまお出ししているいちごパフェを作っていると、ふと、ある記憶がよみがえります。
小さい頃、風邪をひいて熱を出したとき、母がよく作ってくれた「いちごミルク」。
白いお砂糖をかけて牛乳を注ぎ、いちごをスプーンで潰していく、あのやさしい味です。
今のようにいちごの種類も多くなく、甘さも今ほどではなかったからこそ、食べやすいようにしてくれていたのかもしれません。
いちごを口にすると、そのときの空気ごと、ふっと思い出されます。
MAMEHICOのいちごパフェも、どこかその延長にあるような気がしています。
グラスの底にはいちごピューレ。
その上に砕いたクッキー、ぷるぷるのミルクゼリー、いちごのムースを重ねていきます。
赤、白、淡いピンクの層が重なり、早春の桜を思わせます。
その上にミルクアイスを山のようにこんもりと盛り、さらにシャンティをのせると、まるで真っ白なゲレンデのよう。
最後に半分にカットしたいちごをぐるりと並べ、お山のてっぺんに緑のクラッシュピスタチオをのせて完成です。
パフェはなんといっても見た目が命。
届いたいちごはケーキ用と、形のきれいなパフェ用に丁寧に分けています。
パフェを綺麗に見せるポイントは、いちごの大きさを揃えてカットし、グラスのふちにいちごをちょこんと乗せるように等間隔で頭を揃えて並べること。これが私はなかなか難しい…。苦笑
そうやってできあがった一杯。
スプーンを入れると、ひんやりしたミルクの甘さと、いちごの少しだけ酸っぱい感じが、口の中でゆっくり混ざっていきます。
その感じが、どこかあの頃のいちごミルクと重なるのです。
三寒四温のこの季節。
いちごの季節も、そろそろ終わりに近づいてきました。
今だけの味、ぜひ味わいにいらしてくださいね。

いちごのメニューはパフェとケーキです。