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地味だけど実力派

渡辺 臣将 2026年3月18日 料理・甘味 #みかんパフェ #季節

みなさん、こんにちは。MAMEHICO神戸・御影店 店長の渡辺 臣将(しげまさ)です。

今日は、ここだけの話をします。
MAMEHICOには季節ごとにいろんなパフェがあります。
いちご、桃、いちじく、プラムなど、どれもなかなかの自信作なのですが、実はその中で、僕が個人的に最強なんじゃないかと思っているパフェがあります。
それが「みかんパフェ」です。

主役はもちろん、みかん。
その時期の品種を使うようにしています。
ちょっと前までは、めちゃくちゃ甘い和歌山・有田の温州みかんを使っていました。
そして今は、福岡・糸島で出会った農家さん、宗さんの「西南のひかり」。
甘みもあるけれど、ちゃんと酸味もある。
このバランスがとにかくいい。

残念ながら、この品種ももうすぐ終わり。
次は同じく宗さんの「不知火」に変わる予定です。
これもまた酸味が増して、とんでもなく美味しい。

なぜこのパフェがそんなに美味しいのか。
僕なりにちょっと研究してみました。
結論から言うと、理由はひとつ。
「甘みと酸味のバランス」です。

このパフェ、実はいろんな手作りのパーツでできています。
クッキー、パンナコッタ、みかんゼリー、純生クリーム、アイスクリーム、みかん、金柑、そしてチョコレート。
こうやって書くと豪華ですが、実はそれぞれ単体で味見すると、ちょっと物足りない。
もう少し甘くてもいいかな、とか。
もう少し酸味が欲しいかな、とか。
どこか控えめな味なんです。

ところが不思議なもので、これがグラスの中で合わさると、突然変貌します。
甘みと酸味が混ざり、そこに金柑のほろ苦さが入り、ビターなチョコレートが少しだけ背中を押す。
すると、全部の味が一気にハモり始めます。
それぞれはそんなに目立たないのに、合わさるととんでもなくいい。
だからこのパフェ、食べていると途中から止まらなくなるんです。

でも、ここでひとつ問題があります。
みかんって、あまりありがたがられない果物なんですかね。
スーパーでも普通に買えるし、子どもの頃から食べているし。

だからお客さんに「みかんパフェおすすめですよ」と言うと、だいたいこんな反応です。
「え、みかん?」
「せっかくMAMEHICOに来たのに、みかん?」
という、ちょっと渋い感じ。

ところが。
お会計のときに聞いてみると、ほぼ全員が同じことを言います。
「めちゃくちゃ美味しかったです」
「これは想像と違いました」
「また食べたい」
もう賛辞の嵐なんです。

僕としては、心の中で思っています。
「だから言ったでしょ」と。

そんな、ちょっと地味だけど実力派の「みかんパフェ」。
まだ食べていない方は、ぜひお早めに。
騙されたと思って、一度食べてみてください。

みかんのメニューはパフェとケーキです。

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