「脱走兵と群衆」
1960年代、東南アジアの戦地に慰問団の歌手として派遣されたヨシノは、任務を終え帰国目前だったが、ある夜の「ピアノ事件」をきっかけに帰国の名簿から名前が消され、拠点に取り残される。現地の通信兵ミーリンと心を通わせる中で、この拠点が見捨てられる計画を知り、ふたりは脱走を決意。雨季の水路を使って命がけで逃げのび、ふたりはミーリンの故郷を訪れるが、戦争の爪痕と変わってしまった家族の姿に直面する。
エトワール★ヨシノよりみなさまへ
「脱走兵」と「群衆」は、フランスの古いシャンソンで、どちらも名曲として知られています。何十年も前の歌なのに、いまも私の心に深く刺さります。「脱走兵」は、戦争に行くのを拒み、自分の心に正直でいたいと脱走する男の話。かっこよさもあるけれど、危うくて、孤独でもある。
そんな彼を殺そうとする「群衆」の中にも、黙って目を伏せ、ひそかに匿うヒトがいる。少ないけれど、そういうヒトがいる。そこに、ヒトの美しさを感じます。もうひとつの「群衆」は、波のように流され、会いたいヒトに二度と会えなくなる──そんな歌です。
この二つの歌が、今回の物語をつくるきっかけになりました。ご期待ください。
決まりを越えて、心にひらかれる、自由な舞台を。
ひとりで、でも、ひとりじゃない。 舞台に立つとき、ボクは一人だ。 けれど客席にいるあなたがいなければ、 この劇は始まらない。 脱走兵は逃げたのではない。 ただ、自分の足で歩こうとしただけだ。 群衆は悪ではない。 ただ、一緒にいたかっただけだ。 どちらもあなたの中にいる。
作・演出 井川啓央
観覧料も予約も
必要ありません
来たいときに来て、帰りたいときに帰ってください。
MAMEHICOにいる時間そのものが、舞台です。
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「一人なのに、何十人もいた。不思議な時間でした。帰り道、しばらく何も話せなかった。」
30代・会社員
「演劇を観るというより、何かを一緒に体験した感じ。また来ます。」
40代・主婦
「ヨシノさんの声が、まだ耳に残っている。」
20代・学生
「気がついたら泣いていた。何に泣いたのかわからない。それでよかった。」
50代・自営業